法人営業にマーケティングが必要なのか？

このブログは「マーケティング」についてわかりやすく解説するブログです。
一方で、このブログはマーケティングに加えて、
営業と人財開発についてもお話ししていきます。

でも、もしかするとあなたは」なぜ、営業にマーケティング？」
と思ったかもしれません。
「営業とマーケティングは違うものだ」と認識する方が多いのも事実です。

でもよく考えてみると「売る」ことを突き詰めるという意味では"目標"は同じですよね。
さらに営業にももちろん「売れない問題」はついて回ります。

このブログの営業のカテゴリーでは、
「マーケティングの考え方を取り入れて営業で売り伸ばす」には何をすればいいのか、
をお伝えしていきます。

ちょっと具体的なお話をしていきましょう

これまで順調だった営業活動がうまくいかなくない、たとえば、

といった「売れない問題」を抱えている営業の方も多くいます。

そして、何から手をつければいいのか分からない...と悩んでいる方も多いはず。
しかし、多くの方がどうやって売るか？だけを考えているのです。
本来の、営業の理想の姿は、

といった、売り込まなくても自然にお客様から注文が来る「売れる」営業ですよね。

ところが、毎日の営業活動ではアポが取れない、商談がうまくいかない、メールが読まれないなど「どうすればいいんだろう？」と悩むこともありますよね

私もいろいろな方々から相談を受けますが、真面目でやる気がある方ほど、
「今流行っている、SNSをやろう」「この前本で読んだインサイドセールスだ！」
と新しいことを始めます。
ところが、売れない問題は幅広いので、
うまくいくこともありますがハズレることもよくあります。

この幅広い売れない問題を解決するには、何をすべきなのでしょうか？

単に物売りをするだけではだけではなく、
お客様が本当に必要としているもの、すなわち正しい売り物を、
正しいお客様に向けて、
あなたの製品やサービスがそれを実現できるということをお客様に伝えること、
すなわち正しい売り方をする、ということです。

売れない問題を解決するには、お客様が困っている問題を見つけ、
それを解決するために、何を、いつ、どうやってアプローチしていくか、
という一連の流れの中での勘所をつかむこと、
すなわち戦略営業が必要なのです。

「売れない問題」は、ビジネスパーソンにとって大きな、そしていつもついて回る悩みです。
この売れない問題は何が原因なのか、どうすれば売れるようになるのかの解決のヒントを、
このブログで見つけてもらいたいと思っています。

私は30年以上マーケティングをやってきました。
Amazonジャパンやマスターカードといった会社でマーケティングの実務担当者として、
勤めた後、起業しました。

今は、現役コンサルタント、研修講師として２つの会社をやりながら、
大学教授、ビジネス書の著者として、さまざまな形でマーケティングに向き合っています。

30年以上マーケティングをやってきたなかで、
仕事の大半で営業部隊とともに仕事をしてきました。

そして、マーケティングを取り入れて成果を出してきた多くの企業も見てきたのです。
そこで実感したのがマーケティングは営業に使える！ということです。

このブログでは、その成功と失敗例をもとに、営業マンが考え方を整理し、
仕事で再現できるように構成しています。

理論または事例の、どちらかだけではなかなか仕事に使えないですよね。

あなたの目の前にある売れない問題をその場で解決することにも役立つし、
あなたが営業の販売計画を作ることにも使える中身にしていきます。

またブログが目指すところは、専門的なマーケティングの理論を学ぶことではありません。

それよりも、売れない問題を解決したい営業部のリーダーが、
分析、計画、行動という、営業活動の一連の流れに、
マーケティングの考え方を取り入れるには何を身につければいいのか、
を、ひとつひとつ身に付けてもらえることを目指して記事を書いていきます。

また、起業したばかりの方、中小企業経営者や、
スタートアップ企業のマーケティングや営業担当の方が、
販売計画を作ったり、実践するためにも使える内容です。

読む前にマーケティング知識は必要ありませんし、資格や機材なども必要ありません。

たった1つ必要なことがあるとすれば、前向きなこと。
ここのところ、複雑になってきている営業にマーケティングを取り入れて売り伸ばそう！
という意欲を持って読んでみてください。