昨日友人と入った東京駅 八重洲北口あたりにある焼肉屋「矢澤」さん。
この辺りは、サラリーマン層が多く利用するエリアで、どちらかと言えば居酒屋やバール、それもチェーン展開している店が多い。また、焼肉屋も多くあるがよくある古くからのオーソドックスな焼肉屋か韓国料理の店が多い。
その中でこの矢澤さん、Japanese BBQと店にある通り、焼き肉のテイストを残しながら、どことなく日本風な料理もあり、なにより店内が明るく、無煙の備え付けコンロ、そして内装や中央にあるガラス張りのキッチン周りも銀色のステンレスなのだ。
メニューはオリジナルで創ってるとのことで、一番最初のページに「今日の希少部位」、イチボとかミスジがまず最初に書かれていて面白い。
最初のページにあるということは、当たり前だけど最初に見られるし、次回まで覚えてもらえる確率が一番高い。だから、売りたいものはここに置くべきなのだ。
ボクたちが選んだのは「サーロインの矢澤焼き」
薄切りのサーロインを、お肉を山芋と卵黄、鰹だしのタレでいただく。
極上のすき焼きをいただいている感じで食べられるこの矢澤焼きはこの八重洲店だけとのこと。ボトルで頼んだカリフォルニア・ワインにぴったりだった。
もちろんこれ以外にも厚切りのタンなどどれも絶品。
さらに、店員さんんが一枚ずつ丁寧に焼いてくれて、食べ方も教えてくれる。
ワインの合わせ方までアドバイスをくれるので、とても心地いい空間になっている。
お客様から見て、飲食店は美味しくて当たり前。
ホスピタリティ、他の店と違う独自性、ここだけでしか食べられない逸品などが絡まって、次に来店する理由になるし、クチコミをしたくなる。
おススメの店舗だった。
マーケティング コンサルタント
理央 周
新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
→マーケティング アイズ
新刊はこちら⇒ 「なぜか売れるの公式」
とこちら⇒ 「「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」」
「デザインとマーケティングのスペシャリストの3人が考える未来の創り方」のテーマで、セミナーを開催します。
「視覚マーケティング戦略」「なぜか売れるの公式」、「iPhoneアプリ習慣術」 の著者3人が、
デザイン、ブランディング、広告の観点から紐解く、2015年押さえておくべきビジネスのポイントを公開します。
ウジトモコ、徳本昌大、理央 周が、それぞれの専門分野である「クリエイティブ、広告、ブランドマネジメント」をベースに、
2015年ビジネスの変化に対応し、ビジネス・パーソンの皆さんがが何をすべきか、そのために準備しておくことはなにかをお話しします。
イベントの内容はこちらです:
【第1部】 ウジトモコさん 「2015年のビジュアルトレンド予想と視覚マーケティング戦略入門」
「2015年におさえておきたいビジュアルトレンドと、視覚マーケティング戦略における基本セオリーについてをお話ししていただきます。
【第2部】 徳本昌大氏 「iPhoneアプリ習慣術に学ぶ2015年のタイムマネジメント&アウトプット術」
新刊の「仕事も人生もうまくいく ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」からのお話しです。
【第3部】 理央 周 「中小企業・個人事業主の成功と失敗事例:なぜか売れるの公式と3つの戦略」
私のパートでは、以下の項目をお話しします。
- マーケティングとはなにか?
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イベントの詳細は、こちらです:
■ 開催日時:12月2日(火) 18時15分開場 18時半スタート 20時45分 終了
■ 開場: 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 11階 1105号室
■ 定員: 56名
■ 会費: 5,000円(税込 当日お支払いください)
■ 主催: ウジ・パブリシティ、マーケティングアイズ株式会社、徳本昌大
すでにお申し込みは始まっています。お申込みはお早めにこちらからのフォームから:
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講師プロフィール
ウジトモコ
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒 広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年ウジパブリシティー設立。デザインを経営戦略として捉え、採用、販促、ブランディング等で飛躍的な効果を上げる視覚マーケティングの提唱者。
ビジュアルディレクターとして数多くの企業の新規事業開発、事業転換期のデザイン戦略を立案。フルメディアに対応可能な「マルチユースデザイン」を啓蒙・推進中。視覚戦略を駆使したパフォーマンスの高いクリエイティブに定評がある。
ノンデザイナー向けデザインセミナーも多数開催。著書に『視覚マーケティングのススメ』(クロスメディア・パブリッシング)、『視覚マーケティング実践講座 ブログデザインで自分ブランドを魅せる』(インプレスジャパン)、『売れるデザインのしくみ -トーン・アンド・マナーで魅せるブランドデザイン- 』(BNN新社)、 『デザインセンスを身につける』(ソフトバンク新書)、『伝わるロゴの基本-トーン・アンド・マナーでつくるブランドデザイン-』(グラフィック社)
株式会社 ウジパブリシティー代表取締役
徳本昌大
ソーシャルメディアを広くおじさん世代に普及させるためにソーシャルおじさんとして活動中。
iPhoneアプリの 記事や、ビジネス書籍の書評もブログにて紹介。
著書は「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)、「乗り遅れるな!ソーシャルおじさん増殖中(ソ フトバンク)」、 「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)「ソーシャルメディアを武器にするための10か条」(マイコ ミ)など。
MacFanやiPhoneマガジンに記事執筆、ソーシャルおじさん徳本昌大の習慣化ブログ http://tockydue.blogspot.jp/
理央 周
本名:児玉洋典
マーケティング アイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 専門職大学院 経営戦略研究科 准教授
静岡大学人文学部経済学科卒。フィリップモリスなどを経て、インディアナ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。
アマゾンジャパン株式会社、マスターカードなどで、マーケティング・マネージャーを歴任。
2010年に起業し、マーケティング アイズを設立。翌年法人化。
収益を好転させる中堅企業向けコンサルティングと、
従業員をお客様目線に変える社員研修、経営講座を提供。
著書に「なぜか売れるの公式」「サボる時間術」(日本経済新聞出版社)、「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」(PHP研究所)等多数。「タケシのニッポンのミカタ」(テレビ東京)、ZIP FM(準レギュラー)、朝日新聞、日経MJ、中日新聞、プレジデント、日経ビジネスアソシエなど、テレビ、新聞、雑誌、ラジオの出演も多数。講演実績:日本経済新聞社、宣伝会議、日刊工業新聞社、ダイヤモンド社、各地商工会議所、ロータリークラブ、ライオンズクラブ、各地倫理法人会など多数
認知度を上げるためのメディアの一つにテレビCMがある。
4大マスメディア、現在では伝統的なメディアとして分類される。
地上波を使うテレビCMは,広く到達する媒体であるがゆえにコストも比較的高い。
一方で、映像と音声を同時に届けられるという意味で、見ている側に与えられるインパクトも大きく効果は今でもあると言える。
つまり、効果はあるが高くて投資対効果に換算すると、体力がない中小企業には活用が難しい媒体であるといえる。
広告の媒体費が量と質に比例するため、電波を使い広く到達する(=リーチ)テレビはCMとして費用対効果が合わないくらい「高い」という意味である。
しかし、テレビの媒体を単体で考えずに,複合的なメディアとして考え、予測される費用対効果から逆算すればけして無理に高く手が届かない媒体ではない。
テレビCMは基本的に15秒がヒトこまになる。
制作したCMをテレビでオンエアしその場で売上に変えるということを考えてしまうので、費用対効果として難しくなる。
蓄積効果で、認知度と好感度をあげていくと同時にYoutubeなどにもそのクリエイティブを活用しSNSなどへ拡散させていく。さらにDMやニュースレター,名刺などでも「TVCM放映中」と書いていけば自社の信頼度も上がる。
弊社のクライアントである中堅企業の引越一番さんのテレビCMもそのような点を狙っている。
さらに、営業的な側面からいうと、信頼度が上がることで契約なども取りやすくなるし、営業員の自身にもつながるという側面がある。モチベーションがあがるのだ。
こちらは別バージョンで、企業の姿勢を表すバージョンである。
このように自社が活用する媒体とメッセージを統合的に使うことを「インテグレイテッド・マーケティング・コミュニケーション」という。
メディアは単体で活用しても効果が出ない。
このように複数を同時に使うことで相乗効果を狙うのだ。
マーケティング コンサルタント
理央 周
新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:
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とこちら⇒ 「「外資系とMBAで学んだ先を読む会話術」」
「新しい広報の教科書」を読んでみた。
なぜ広報活動をするのか~この本が使える理由
マーケティング活動において広報はとても重要ないち機能である、がゆえに、
今現在で広報活動として何をすべきか、ということを知るためにはとても役に立つ1冊だった。
この本の良さは、手法を教えているだけではなく「なぜ広報をすべきなのか」、
「取り上げもらいやすくなる理由はなにか」という普遍的な根拠がしっかりと書かれている点にある。
著者は、広告代理店系の企業での経験もある、ぐるなびの広報グループ長の方。
実際に今広報担当者として実務をされている方なので、
なまなましく、広報活動の現場の実態が描かれている点が、私たちがビジネスに使える内容になっているのだと思う。
この手の本は「プレスリリースの書き方」とか「広報資料の送り方」といった手法を中心に説明されていることが多いが、なぜリリースを送るのか、なぜ取り上げられにくいのか、取り上げられるにはどうしたらいいのか、というそもそも論が書かれている。
たとえば記者さんに尊敬の念をいただくことから始めることで、お互いの信頼関係ができる。
メディアの方々も人間なので、やはり自社とメディア担当者の距離感が縮まれば取り上げてもらえる確率は上がるのだ。
そのあとで自社の事例などを説明しているので、読んでいる私たちにとっては「自社に当てはめたらどうなるのか?」という再現性が高くなる。
この本のすぐに使える広報アイディアとポイント
もちろん、この本に書かれていることで、すぐに仕事上つかえるポイントも多くあり、
記事を書いてもらうための5つの秘訣の中では、リリース送付のタイミングとその重要性にも触れられているし、自社ネタのストーリーの重要性が説明されていることで、こちら側もリリースの書き方や盛り込む内容までアイディアを膨らませることができる。
大企業のみでなく、中小企業や中堅企業にとっても広報活動によってメディアに取り上げられることは重要である。
その意味で、大企業の広報担当者のみでなく、企業の経営者にもお勧めの一冊である。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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No. 1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡 読了。
レクサス星が丘が全国で1位になる理由
自宅から近いこともあり、ボク自身もよくこのレクサス星が丘店の前を通る。
そうすると、ホテルのベルボーイのような姿の方がいつもいる。
この本によるとこの方は「早川さん」
レクサスが店舗の前を通ると、自店舗で買ったかどうかにかかわらず、かならずお辞儀をするという。
レクサスに限らず、カーディーラーは小売業である。
極端に言うと、「レクサスはどこで買っても同じ」になる。
したがって、名古屋でいえば星が丘店、昭和店などなど多くの販売店があるが「レクサスそのもの」は同じレクサスになる。
また顧客側からすると、必ずしもレクサスだけが自分が欲しい車だとは限らない。
メルセデスやBMW、ジャガー等の外国車も選ぶうえでの選択肢になる。
非常に厳しい競争の中での顧客の争奪戦、ということになる。
この星が丘店はその厳しい競争の中で全国のレクサス店でも1,2位の成績を出していて、全国から見学に来るという。そのポイントは「従業員のホスピタリティ」にある。
レクサス星が丘が売っているのものはなにか?
しかし、ひとことにおもてなし、ホスピタリティと言ってもそう簡単ではない。
現に著者は従業員に取材した時に「特別なことをしているつもりはなく普通のことをしているだけ」という意識で皆さんがいたと言っている。
きっとこの次元まで従業員の意識レベルを上げていくことが重要なのだ。
前述したように車そのものはどこで買っても同じもの。
しかし、車のような高額の商品は購買の意思決定をするまでに多くの要素を考える、いわゆる高関与商品。買う側からすると、関与する要素の中で販売員の方々の態度や思い入れが大きく意思決定を左右するはずである。
レクサス星が丘店では、最高品質の「顧客への思い入れ」を従業員が当たり前のようにやっているという他では類を見ない事例と言える。
ボクは販売員のマナーなどは専門分野ではないが、この本を読む限りレクサス星が丘店の従業員は「クルマ」のではなく、「顧客の車に関する幸せ」を売っているという意識でいるはず。
つまり自社の事業の定義を「車の販売」ではなく「顧客の移動手段の時の幸せを提供」としているのである。
売り手目線から買い手目線へ。
簡単なようで難しいことを難なくこなしているこの店の神髄を知ることで、自社の顧客サービスを見直したい経営者や迷っている営業マンにはおススメの一冊である。
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10月16日発売 新刊はこちら⇒ 「なぜか売れるの公式」
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