東岡崎にある、キッチンベルさんでランチ。
シェフが「野菜フルーツソムリエ」を取られたとのこと。
まず、カウンターにこんな感じの「本日のイチオシ野菜」が並んでいる。
僕も料理をやるのでわかるのだが、つやつやで新鮮な野菜が美味しそう。
こちらはご夫婦でやっているのだが、こちらの手書きのメニューは奥様の直筆。
温かさが伝わってくる。
この日は、おまかせのコースでお願いした。まず出てきたのがこちらのバーニャカウダ。
さすがは野菜フルーツソムリエ、野菜一つ一つの味はもちろん、
プレゼンテーション綺麗で食べる気が湧く。
さらに、こちらのバーニャカウダ・ソースが絶品。
味の濃さがちょうどよく、味の濃い野菜によく合う。
メインは名物のハンバーグ。
一番上の段は、卵とトマト。
ハンバーグはしっかりとした味。中にはフォアグラも入っているとのことで、まったりとした感じの食感がいい。
スイーツはこちらのパフェ。
フルーツが乗っていて、中はシャーベットとアイスクリーム。
ここでも強みの野菜フルーツソムリエらしさが見えている。
【中小企業が参考にすべきマーケ的ポイント】
ベルさんの強みは、夫婦の温かさと人柄。
手書きのメニュー看板とメニューそのものに現れている。
もう1点は野菜フルーツソムリエの資格を持ち、メニューに生かしていること。
「強みから離れないこと」が重要である。
ドラッカーが言う通り、自社の強みをしっかりと把握し、
それを自社の製品・サービスに反映することで、独自の強みになる。
マーケティングは「何を」買ってもらうのか、からスタートする。
独自価値を磨くことからやってほしい。
キッチンベルさん:
ブログはこちら→ 洋食屋 キッチンベル 岡崎
愛知県岡崎市東明大寺町11-2 イエローボックス 1F
0564-23-1588
マーケティング コンサルタント
理央 周
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半径3メートルの「行動観察」から大ヒットを生む方法 を読了。
帯に「9割が見逃している売れるツボの見つけ方」とある通り、
既知、ではもちろんなく、仮説を立てることもできない「大いなる未知」に、
どうやって気づき、製品化できるようになるのか、
ということが、事例を紹介しながら書かれている。
「イシューから始めよ」の安宅 和人氏のハーバード・ビジネス・レビューへの寄稿文に、
従来のリサーチは「聞く」ことを前提としているが、
それだけでは見いだせないことがある。
従ってその発見には「見る」ことが重要である、
とのこと。
定量的に見ることを「ビッグデータ分析」とすれば、
定性的に見ることが「行動観察」ということになる。
そしてこの「顧客も市場もまだ知らない。つまり競合もいない」分野・カテゴリーこそが、
「大いなる未知」であり、イノベーションそのものということになる。
【中小企業が参考にするべきマーケ的ポイント】
この発見があった事例が数多く書かれている点が分かりやすい。
たとえば、花王のキュキュットの事例。
洗剤は汚れを落とすことを主目的に使われているが、
主婦の行動観察で、「すすぎのスピードの速さ」が重要だと気付いた。
こういう点は、ユーザー自体が気付いていないので、リサーチでは出てこない。
観察して初めて出てくるのだ。
ここでのポイントは、
「現地現物」で観察すること。
ユーザーの属性をまずは規定し、そのターゲットがいるところに行ってみてみることになる。
行動観察による大いなる未知こそ、宝の山である。
中小企業が独自性を持つ商品開発をするために、
「やるべきこと」だと言える。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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昨年の東京に引き続き、ITイノベーション様のビジネスフォーラムで、
特別講演をさせていただいた。
テーマは、
「見込み客からひも解く顧客獲得戦略
~顧客視点への転換によるこれからのマーケティング~」
今年のビジネス・ライブでも話した「顧客中心主義」を、1時間のコンサイスバージョンにした、
凝縮版になる。
私のところに頂く相談は、もちろん収益を好転させたい、というもの。
そこで、重点顧客を絞りましょう という話をすると、
- 「新規顧客は狙いたいけど、既存のお客さんが逃げてしまうのではないか」
- 「ターゲットを絞ったら、売り上げが減るのではないか」
- 「うちの商品は全年齢がターゲットだから」
というリアクションが大半である。
しかし、「うちの会社の商品は、だれにでも喜んでもらえます」
といった瞬間に、誰にも響かなくなる。
その理由と、ではどうすればいいのか、という考え方をお話しさせていただいた。
詳細の内容はこちら:
- 限られた予算でも確実に顧客獲得につながるターゲティング
- BtoB 企業間取引におけるターゲティングの手法
- リスクを最小限に抑えて新規顧客を獲得するためのノウハウ
ITIさんでは、昨年弊社からの研修を受講していただき、様々な進化を見せていただいている。その中でも、こちらのホームページの刷新。
⇒ ITイノベーション ホームページ
140名を超える参加者の方々は、みなさんとても熱心に聞いていただき、
話すこちらも、とてもモチベーションが上がる講演でした。
素晴らしい機会をいただけた、林社長とITイノベーションの皆様、
ありがとうございました!
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理央 周
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マーケティングアイズ、法人化4周年記念イベント のテーマ「顧客中心主義 Customer Cerntric」
ビジネスライブの第3部で話す内容は、
- 行動観察
- ビッグデータ
- 市場を知る4つの方法
- ビジネス版「ジョハリの窓」
などを、ハーバード・ビジネス・レビュー2014年4月号の記事を参考に、
(*アマゾンではこちら↑)
また、
- 顧客価値
- 顧客体験 とその最大化
- 顧客ポートフォリオと戦略
を、バトル先生の「Customer Relationship Management~Concept & Technology」
を参考に、こちらは大学院での講義での引用を話します。
(*アマゾンではこちら↑)
興味のある方はぜひまず先に読んでみてください。かなり参考になる事柄ばかりです。
今回も、もちろん学術的なことではなく、
セオリーやフレームワークを、分かりやすく具体的に、
中小企業や個人事業主が「どう活用すればいいのか」をお話しします。
ご参加の皆様、今から楽しみにしています。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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今日は半田にあるマーケティング寺子屋3期生、竹内華奈子さん主宰の「ヨガの華」で、
空中ヨガを初体験してきた。(⇒ ヨガの華 ホームページ)
まず、ヨガの華は愛知県の半田にある「ヨガ教室」
名鉄知多半田の駅から、車で5分。知多半島道路の半田インターからもほど近く、
駐車場も充実した、落ち着いた静かな場所にある。
今日は、知多半島初の空中ヨガということで教室でレセプションパ-ティーがあった。
で、この空中ヨガ、ボク自身も全く初めて。
参加者の皆さんが、続々と5人ずつ3分くらいインストラクターさんのアドバイスでやってみている。
ボクもさせていただいたけど、想像していたよりもずっと心地いい。
まず、最初は教えてもらえる通りにハンモックのような布に体を預けていく。
この布の肌触りが、なんだかスッキリ、でも柔らかく気持ちいい。
包まれるようにして、こんな感じで入っていけるので、心身ともにリラックスできる気持がしてくる。
これは病みつきになりそうなのだ。
マーケティングにおいて、自社プロダクト(=製品やサービス)は独自性が無いと売れない。
それは競争が激しいからである。
ヨガ教室も同じことで、お客様から見たらどこも同じ。
そこで、独自の価値で勝負し「あ、ここ私にぴったりだ」と思わせるようにしていく。
「値引き以外で」
そこが難しいとことなのだが、ヨガの華ではもともと人気のヨガ教室に、「空中ヨガ」という知多では初めてのメニューを取り入れた。
空中ヨガは、ボクが体験して分かったんだけど、楽しいのでリラックスもできるし、ヨガだから体にもいい。しかも新しい。ということで、ヨガの華として空中ヨガを取り入れることで、顧客にはマーケティングとイノベーションを同時に提供できている。
これによって、ブランド価値は向上し、値引き合戦に巻き込まれることも避けられる。
華奈子さんの素晴らしいところはその「スピード感」にある。
もともと、主宰の華奈子さんは3期の今年の初めくらいにこの空中ヨガを何かのメディアで見つけてきて、「面白いしやってみたいと思います!」とキラキラした目で言っていた。それから半年もたたないうちに、こんな感じで実施し、法人化もした。(写真左が華奈子さん)
収益を好転させられる経営者の特徴は、
- スピード感
- 素直さ(必要なことは取り入れられる謙虚さ)
- 勉強熱心なこと(時々刻々と変わる世の中に対応していこうとする姿勢)
にある。
3つそろっている華奈子さんとヨガの華、
これからがますます楽しみなのだ。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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