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カテゴリ:「マーケティング」の記事

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英語での講義 関西学生大学 経営戦略研究科 ビジネススクール

昨日は、関西学院大学 専門職大学院の国際経営コースでの「マーケティングコミュニケーション」
計14コマの最終日。(サイトはこちら→ 

私が担当する、「ブランドマネジメント」「カスタマー・リレイションシップ・マネジメント」
といったこの他の担当講義も、すべて最終日には、チームプレゼンテーションをさせることにしている。

その理由は、

  • 学生にとって、この講義で学んできたことを「アウトプット」することで、その段階での自分の実力がわかること
  • 実社会に出た時に、必要なコミュニケーション能力を磨くこと
  • チームとを引っ張るコミュニケーション能力を磨けること

といった理由で実施している。

この国際経営コースは、講義のすべて、もちろん会話も資料も、を英語で実施する。
なので、留学生の割合が非常に高い。

この講義の受講者も、ベトナム、タイ、ドイツ、フランス、カメルーンと、多士済々、
バラエティーに富んだ、多様な学生たちばかりだ。

今回も、ハーバード・ビジネス・レビューのケース「マウンテンデュー」を使い、
広告コミュニケーションのキャンペーン開発をする時に、
「広告代理店がクライアントのペプシコに売り込むプレゼンテーション」という想定で実施。

学生たちも、出身国だけでなく、年齢、性別、キャリア、経験などなど、
かなり多様な背景を持って留学に来ている。
したがって、毎回の講義の時もそうなのだが、
「私はこう思う」
「自分の国ではこうだが、あなたの国では違うの?」
といった意見が活発に行きかう。

いわゆる、ダイナミズムがあるのだ。

その意味でも、私自身も毎回楽しみにしているのだが、今回もなかなかレベルの高いキャンペーン案を立案してきた。

1回目の講義から考えると、見違えるほど成長をする学生たち。
彼らのイキイキした目を見ると、国境とか人種とか関係なく、
情熱や意気込みを目の当たりにできるところがいい。

私自身も勇気をもらうことができるのだ。

 

 

マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)


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コカコーラジョージア コールドブリューキャンペーン:ツイッターの活用

友人のツイッターからの告知で、ジョージアのキャンペーンに応募してみた。

ツイッターでハッシュタグをつけてつぶやくと、抽選で新製品があたる、という販売促進。先日、やっと届いたのだが、まずは、こんなにかっこいい箱に入って届いたのに感動。

ふたを開けて、中を見てみると、このかっこいいボトルが2種類、それぞれ2本ずつ入っている。

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さらになかなかかっこいいこのリーフレット。

中を開けてみるとこんな感じに、製品の細かな特徴や、おススメの美味しい飲みかたが書かれている。

このリーフレットに書かれているように、FacebookやTwitterなどでハッシュタグをつけて拡散してほしいと言う旨が書いてある。

【ジョージア コールドブリュー キャンペーンの販促手法】

このように、試に飲んでもらい、告知し、ひいてはファンになってもらう販促手法を、
「サンプリング」という。

これまでは、街頭や店頭などにキャンペーンガールがたち、
手渡しで道行く人たちに渡していたやり方で、手法自体は新しくない。

しかし、新しいのはSNSを使いユーザーに告知をしてもらい、
ユーザーたちが拡散していく点にある。

大手メーカーの飲料なので、安心して拡散できるし、
友人のおすすめなら、ちょっと応募してみようという気持ちになる。

SNSは信頼を得ることができるという意味で、Earned Media と言われる。
販促にツールとして使うことが、微妙に難しいのだが、
このキャンペーンでは、なかなかうまく使っている。

まさにSNS時代の上とTwitterなどのFacebookを組み合わせた、
統合型マーケティング(Integrated marketing communication)で あると言える。

 

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マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)


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トヨタがウーバーテクノロジーに

ウーバーテクノロジーズ ホームページ

トヨタ自動車が、廃車アプリ世界最大手の、米国ウーバーテクノロジーズと提携する、
という記事が日本経済新聞に載っていた。

【トヨタがウーバーに何を業務提携するのか】

記事によると、
数十億円の出資
ライドシェアのドライバーにトヨタカーをリース
自動運転技術との連携は未定(未発表)

背景には、GMやVMといった海外自動車メーカーがこの分野で先行している上に、
アップルまで(ジョブズはiCarを作りたかったという噂もある)興味を示しているとのこと。

グーグルも広告を出せる場所と認識している。

これらは、いうまでもなく、IoTの一環である。


【自動車会社が自動車関連サービスをという両刃の剣】

記事にもある通り、自動車メーカーであり、しかも超大手企業のトヨタが、
ウーバーと提携するという点にまずは驚いた。

まずは、自動車メーカーとして、移動手段が多様化すると、車を買ってもらえなくなるのではないかという疑念があったはずである。
それに今一番ウーバーが注目されているのは、タクシー機能の大体よりも、
「ライドシェア」
これにより、新車販売は減ることも予想されている。

しかし、ウーバーのライドシェアのドライバーに、トヨタ車をリースするということは、
もちろんそこにチャンスを見出しているだろうし、
出資により、トヨタとしては、技術力を含むIoT関連のノウハウを、
ユーバーから欲しいと思っているはずである。

【中小企業が学ぶべきこと】

以前、このブログでも書いたように、私米国出張で何度かウーバーに乗ってみた。
その時の記事はこちら→ ウーバーを実際に体験

その価格の安さ、
スマホアプリで全て完結する利便性
運転手の顔が見える安心
などなど、レンタカーと同じかそれ以上に便利であることは間違いない。

私がアマゾンに在籍していた時に感じた、驚くほどの利便性を持っている。
20年近く前に、アマゾンが日本に入ってきた時と似た感覚があるのだ。

では、トヨタのウーバーへの出資に中小企業は何を学ぶべきなのか?

脅威やリスクを多面的に考える姿勢、
と言える。

新ことを始めるには、何かを捨てなければできない。
固定観念や、過去の成功体験に囚われていては、
イノベーションなんて生れないのだ。

トヨタの内部でも、この業務提携には多くの議論があったはずである。
業界最大手がやるべきか、
ものづくりに徹するべきでは、
という議論もあったかもしれない。

しかし、決定されたのは、トヨタの強さの一環である。

その背景には、リスクテイクの精神もあったはずだ。

リスクテイクやチャレンジャー精神は中小企業やベンチャーの特権。
このことを学ぶべきである。

マーケティング コンサルタント 理央 周


* マーケティングアイズでは、中小企業の「米国」を中心とした海外進出をサポートしております。

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  • でも、いくらかかるのか、誰に頼めばいいのかが分からない

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星野リゾート 界が売れる理由とブランドの力:ホテル・旅館は泊まる理由を明確に

星野リゾート 星野社長のビジネス・経営テレビでのインタビューを見た感想を書いてみた(2016年5月26日加筆)

星野リゾートのブランド力                  

星野リゾートは、星の屋、リゾナーレ、界というブランドをそれぞれの業態ごとに展開している。
にあるように、
星の屋をメインブランドとしつつ、界はお子様連れ温泉旅館デビュー、ボクも行ったことがあるリゾナーレは洋風で一部屋ずつが独立しているまるでメゾネットのようなスタイル。星野リゾート公式サイト星野リゾートは高級でおもてなしも素晴らしく料理も美味しい一度は行ってみたい日本旅館。
それも創業100年の歴史のある旅館、というわけではなくここ20年くらいで急成長したというイメージがある。

星野リゾートが顧客に選ばれる理由           

インタビューで星野社長が特に界について言っていたのが、

  • ご当地のこだわりを随所に入れている~特産物を部屋に使っていたり、パフォーマンスにも取り入れている
  • 食事は部屋に持っていかず、食事の場所で食べてもらう
  • 顧客ニーズ~和室にはベッドをいれている

まず、ご当地楽と呼んでいる当地の名産品や伝統芸に関しては、販売もしている日光下駄はひと月待ちとのことだし、津軽三味線などはパフォーマンスとして社員が演奏するとのこと。
まさに近江商人の言う「三方よし」の考え方が生かされている。

食事を部屋ではなく食事をする場所で提供する、しかも大広間・大宴会場を廃止して、
個別でゆっくりと食事がとれるように改装したとのこと。

和室も日本旅館では通常布団を床に敷くが、基本はベッドを入れている。
これは今の顧客層のニーズを考える時に、
「1日中ゆったりとしたい」
「起き上がったりするときに便利」
という点を考慮してとのことだった。

顧客の顕在的なニーズだけでなく、潜在的なニーズをとらえている。
これができるのも、
「お客様が何を考えていて、何が欲しいのか、どうやればお客様に喜んでもらえるのか」
ということを社長以下従業員すべてが心にとめていなければできない。
きっと星野リゾートのDNAになっているのだ。

それによって、サイトを見てもわかる通り、お客様が星野リゾートのそれぞれに泊まる理由が非常に明確であるがゆえに、価格競争に巻き込まれ値引き合戦をしなくでも済む。

星野社長は、
「旅館は日本文化を24時間満喫できる凝縮された唯一無二の空間」であるとおっしゃっていた。
事業の定義を明確にし、自社の強みをそのドメインから大きく外さない。
ゆるぎない信念を感じた。

この点が中小企業が参考にすべきこと。大きく外さないことも大事だが、お客様はホテルに限らず、非日常に強い憧れを感じる。過去の成功体験にとらわれることなく、顧客視点での発想ができると、顧客の期待以上のことを生み出すことができる。

東京に開業するという星の屋が今から楽しみである。

*ブランドマネジメントの内容と事例はこちらにも書きました 


マーケティング コンサルタント
理央 周

マーケティング コンサルタント  理央 周

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名古屋市名東区 美味しいコーヒーとこだわりの器のカフェ 六古窯

今日は、DVDをレンタルし、買い物を終え、
「どこのカフェで仕事をしようかな」
と考えた末に選んだのが、器にこだわっているこちらの六古窯。

まずは、お水。
すりガラスのオレンジ色が幻想的。早くも来てよかったな、と思う。

そして砂糖のツボ。
この渋さが不思議にマッチする。

角砂糖をつまむ物まで竹でできている。

そして名古屋の喫茶店には必ず、おつまみが。
こちらは、名物のシフォンケーキ。美味しいので初めて食べる人は、買って帰りたくなるかもしれない。

メインのコーヒーカップも、店のイメージにぴったり。何より、ホンモノのクリームを一回ずつこうして入れてくれるのがいい。

DVDショップとは自宅を挟んで反対側なのに、ここにきたのは、

まず第一にコーヒーのおいしさ。
次に、この器へのこだわりや、一杯ずつ出してくれるクリーム。
そして落ち着いて仕事ができる雰囲気。

価格でも、立地でもなく、総合的に行きたくなれば、
今日のボクのようにお客様は来るのだ。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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