今日の日経新聞の記事より、「グーグル クローム」首位とのこと。
2016年4月の閲覧ソフトのシェア。
これまでの首位は、マイクロソフトのインターネットエクスプローラー(新型ソフトのエッヂを含む)。
クロームが41.66%、IEが41.35% という僅差だが、初めての逆転ということになる。
記事にもあるが、ボクがネットに慣れ親しんだ1994年ごろのブラウザーは、
「ネットスケープ」いわゆるネスケというヤツだった。
それがあっという間に、IEが市場を席巻したという感じだった。
なぜなら、IEは当時からウインドウズに最初からバンドルされていたので、
ネットを見るなら否応無しにIE、という感じだった。
今のように、ネット閲覧そのものが一般的ではないので、
機能性よりも、最初からついている、
言い換えれば「わざわざダウンロードしなくてもよい」という利便性で、
シェアを獲得したのだ。
以降、多くのインターネットブラウザーが出た。
ボクは、長くFireFoxのユーザーだった。
その理由は、IEの動作が遅いこと、
そしてクロームはサクサクと動くのだが、当時アメブロの記事をアップするときの機能を多くカバーできていなかったからであった。
数年前からアメブロを書かなくなり、また、FireFoxの動作が遅いことから、
クロームに変えたのだが、意外とシンプルに使えるので重宝している。
この逆転の背景は記事にある通り、
- ソフトの欠陥でパソコンが攻撃を受けやすかったこと
- グーグルのアンドロイドのスマホにも採用されているためお気に入りなどが各端末で同期されやすいこと
が挙げられている。
いっときの覇者も、こうやって逆転される。
事業には必ず、栄枯盛衰がある。
そのための戦略的な準備は、マイクロソフトにでさえも必要だったのだ。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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