Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

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カテゴリ:「理央 周 著作」の記事

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2種類の営業:セールスと開拓 戦略営業「なぜか売れる 営業の超思考」

営業 とは「生業を営む」と書く。
ビジネスをしてく上で、誰にでも必要な考え方であり行動なのが営業だ。

その営業には2通りの意味がある。


一つは「ものまたはサービスを売る」という営業。
一般的に営業と聞くとこちらを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。

もう一つは、「ビジネスを開拓していく」という意味での営業。
新規販路を創出するために、担当者や社長に交渉する、といったのがこちらに当たる。

英語で言うと、前者をSales セールス といい、
後者を、Business Development ビジネス・デベロップメントという。

営業マン(男性という意味のマン、ではなく人という意味のマン)の仕事といえば前者だし、
経営者の仕事の多くは、後者の営業活動である。

このように考えてくると、企業の活動において営業は必要不可欠なものだと言える。

営業活動をしっかりと行っている企業の特徴は「戦略的」である、という点に尽きる。
営業というと、「根性を出して売ってこい!」というイメージが強い。
もちろん、気合無くしては営業はおろか、どんな仕事もうまくいかないのは当然である。

しかし、気合を持って営業へと出て行く前に「作戦」を立てていくことで、
より効果的・効率的に営業活動をする事ができるのも事実だ。
同じ100件得意先を回る場合でも、
ランダムに、またはr郷里的に近い順に回って契約を取るよりも、
自分の強みが発揮できそうな客先を先に回る方が、効率が良いだろう。

いわば、「戦略営業」である。

対法人向け(B2B)のビジネスにおいてはなおさらである。

すべてのビジネス・パーソンにとって必須の営業。
ものやサービスが溢れている今こそ、戦略営業の思考が必要になる。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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超図解 仕事が速い人のすごい習慣「仕事の教科書」に掲載

学研パブリッシングさんのMook「仕事の教科書~絶対にミスをしない人のSPEED仕事術」の中の、
「できる人の時短テク」という特集で掲載をしていただきました。


ボクは、その特集の中で、
「デスクが狭くて仕事がはかどりません」
「マルチタスクを処理しきれません」
「仕事と関係ないことに時間を取られてしまいます」
「仕事の優先順位づけにこまっています」
「急に入る仕事に追われています」
という問いに答えています。

元来気が短いので、このようなことを毎日考えている結果、
「サボる時間術」など、2冊の時間術の本を書くことにつながったのかな、
と思います。

  

ドラッカーも言っている通り、時間は重要ですが、
スケジュールを先に管理してはいけません。

やはり、タスク、つまりやるべきことを先に整理整頓し、
成果につながる仕事をするにはどうしたらよいか、をまずは考えるべきです。

そして、時間軸を考え、しっかりと時系列で片づけていくべきです。
時間は有限で必要不可欠だし、なにより代替不可能です。
重要な経営資源として認識することが必要です。

これで、年内に出版する久しぶりの時間術の本が、ますます楽しみです!
ご紹介いただきましたこの本のスーパーバイザー、株式会社戦国 総大将の 美崎栄一郎さん、
ありがとうございました!


マーケティング コンサルタント
理央 周

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ビジネススクールでの学生から教授への評価:大学院での学び方

毎年この時期になると、大学から届くStudent Evaluation。
学生が、各先生の講義への評価をする。

ボクの場合は、1年で4コマ教鞭をとったので、4枚これが来る、
ということになり、毎年ドキドキ、ワクワクしながら封を開ける。

ボクが米国インディアナ大学のビジネス・スクールにいた頃も同じだったのだが、
学生が先生を評価する、というのは当時のボクには驚きだった。
ボクは、四大まで日本の学校をでているので、そのような経験はなかったし、
それゆえに「先生が言っていることが絶対正しい」という感覚でいたからである。

ところが、米国では先生が言っていることがわからなければ、当然わかるまで聞くし、
反論に近いことを発言するときもある。
いわば「敬意を持ちながら対等」なのだ。

ボクも、同じ気持ちで学生たちに臨んでいる中での、この評価。
中身は、各講義に関して14項目,各5段階評価。
学生たちの平均値が表されている。
素晴らしいと感じるのは、その各スコアの横に学科の平均値も書かれているので、
自分の講義の「相対的な評価」もわかる。
これがよければよいほど、モチベーションにつながるし、
平均よりも低ければ、「どの点を改善すればいいのか」もわかる。

また、量的・数値的な評価に加えて、学生たちの「意見」も文章で書かれている。
いわゆる「質的」な反応である。

関学のBSの学生たちは頑張りやさんたちが多く、前向きな意見が大半。

  • こんなにInteractiveな講義は初めて
  • 児玉先生の企業時代の経験が身になる

とうれしい意見が多いのだが、中でも、

とても興味深いので先攻をマーケティングに変えました

とあるのがうれしい。

ボクの経営理念は
マーケティングの重要さと楽しさを、ビジネスに関わるすべての人に伝える
こと。

学生たちも、それを理解してくれて、リアルな世界にでた時に活かしてくれたら、
ボクにとって、これほどうれしいことはない。

このような素晴らしい機会をくださった、関西学院大学の皆さん、
熱心な学生の皆さんに、感謝したいと思います。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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Business Journal ビジネスジャーナルへの寄稿:イノベーション発想法とクリエイティブ・コンフィデンス

月いちで寄稿しているBusiness Journal。今月のテーマは、イノベーション発想術

柔軟な発想こそが、市場に風穴を開けることができる。

現状を打破することでしか、市場に生き残ることはできない。
適者生存はビジネスの世界でも同じなのだ。


市場に打ち勝つためには何をしたらいいのか、上司や部下、得意先や仕入れ先とどう接すればいいのか、についてを、
具体的に書いた。

クリエイティブ・コンフィデンスという考え方もあるとのこと。↓

  

実はこのテーマは最近、講座としても「現状を打破したい中小企業」の方々に依頼される。
どうしても経営者たちは「今までのお客様にいつもの製品を」という発想から抜けられないようだ。


記事はこちら⇒ 「いちご大福、iPhone...ヒット商品はなぜ生まれたのか?簡単な画期的発想法と阻害要因

また、別なアプローチは3冊目のこちらでも詳しく書いているので参考に。

 

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ビジネス書を書きたい経営者・事業主が知っておくべきこと

ビジネス書を書きたいので、と相談をいただくことが多い。

本棚.jpg


ボクは、出版はしているが出版プロデューサーではないので、出版社さんとつなげるところまではできる。そこからあとは自力で出版社さんと企画を通すというステップになる。

ボクの様にコンサルタントとか、士業、フリーランスの実務家、または企業経営者が出版をする、ということに意義は大いにある。やはり、SNSなどと違い自分以外の人が自分の情報を発信してくれるという信頼を得られるメディアであるし、紙のメディアなので残り場所を選ばず読んでもらえる、強力なメディアなのだ。

しかし、誰でもが出版そのものをビジネスの中でうまく使えているとは限らない。

そこでボクがお勧めしたいのが、「目的」を明確にすること。
経営者として出版をし、信頼を得る一ツールにしたいのであれば、
出版物を自社のビジネスの中のどこに位置づけするか、
そしてツールとしてどう使うかを明確にすべきである。
ある意味で一種の広告媒体に近い考え方である。

ボクのパターンはこれとは違い、質の高い情報を様々な媒体で発信する、という目的で出版している。したがって、継続的に出版していきたいし、広くあまねく販売していただきたい、そして売れることが非常に重要なのだ。

次に、出版にも種類があることを知っておくべきである。
出版には大きく分けて以下の3種類がある

  • 商業出版
  • 自費出版
  • 共同出版

商業出版は、出版社が印刷から製本、流通から書店営業までやってくださる。
もちろん編集やカバーデザインなども出版社さんの負担である。
著者は、時間と企画そのものを負担する。
かなり深くまで本当の意味での共同作業になる。

著者のメリットとしては、出版社さんがリスクを負ってくださるので、コスト負担はあまりかからなく、なにより出版社さんのブランドを借りることができる。一方で、出版社さんが印刷などのリスクを負ってくれるため、当然ではあるが売れるという判断がないと出版できない。出版の可能性は必ずしも高くない。

自費出版は著者がほとんどの経費を負担する。メリットとしては、自分の好きなテーマについて、好きなことをかける。もちろん公序良俗に反することは論外だが。デメリットとしては、一般的に広告宣伝や販促、販売まで自社・自分で行うため広がりを得ることは難しい。

共同出版はこの中間と言える。

目的を明確にし、現状を把握することで正しい戦略をとれる。
そのためには、まず出版を取り巻く環境を知っておくべきだと思う。

現在では出版物の電子化がかなりのスピードですすんでいる。

電子書籍リーダー.jpgしかし、ボクで言えば最新刊のマーケティングの本で、講師、研修、コンサルティングのご依頼を数多くいただいている。
こういったことも含めて、事業家にとって出版は今でも協力マーケティング・ツールの一つだとボクは考えている


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