
僕自身、関西学院大学 経営戦略研究科 で準教授をやっていることもあり、興味があってこの本を読んでみた。
章立ては、
- 第1章 一生モノの大学講師
- 第2章 専門家であれば大学で登壇するチャンスは誰にもある
- 第3章 これであなたも大学で登壇できる1
- 第4章 これであなたも大学で登壇できる2
- 第5章 大学以外の高等教育機関講師の道
- 第6章 現代の大学講師に求められる能力
第1章では、大学講師とその仕事の内容について、
第2章では、どのようにすれば大学で登壇できるのかという具体的な方法、
第3章以降ではとの具体的な手法が結構細かく描かれている。
例えば、大学内のキーパーソンと関係を構築するにはどうしたら良いのか、
また大学の専攻においで評価される著述や出版物、表現作品は何かなどになる。
ボクにとって、第6章が非常に参考になった。
- 3年以内に3割以上が退場する厳しい世界であること、
- 講義に必要な3つの要素として、驚き、感動、笑が必要であるということ
- そして、大学11おいては、人気講師を常に知識やスキルをブラッシュアップさせている、
などこういったことがためになる。
この仕事をしていると、「どうやったら大学で教えられるのですか?」
とよく聞かれるが、なるための手法よりも先に、
- 大学で教えられるスキルがそもそもあるのか?
- 単なる金儲けや名声のためでなく、学生と本気で向き合う気はあるのか?
が大事なのは言うまでもない。その点が最後に書かれている、とても本質的な本だった。
おススメです。


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昨日は、関西学院大学 専門職大学院の国際経営コースでの「マーケティングコミュニケーション」
計14コマの最終日。(サイトはこちら→ )
私が担当する、「ブランドマネジメント」「カスタマー・リレイションシップ・マネジメント」
といったこの他の担当講義も、すべて最終日には、チームプレゼンテーションをさせることにしている。
その理由は、
- 学生にとって、この講義で学んできたことを「アウトプット」することで、その段階での自分の実力がわかること
- 実社会に出た時に、必要なコミュニケーション能力を磨くこと
- チームとを引っ張るコミュニケーション能力を磨けること
といった理由で実施している。
この国際経営コースは、講義のすべて、もちろん会話も資料も、を英語で実施する。
なので、留学生の割合が非常に高い。

この講義の受講者も、ベトナム、タイ、ドイツ、フランス、カメルーンと、多士済々、
バラエティーに富んだ、多様な学生たちばかりだ。
今回も、ハーバード・ビジネス・レビューのケース「マウンテンデュー」を使い、
広告コミュニケーションのキャンペーン開発をする時に、
「広告代理店がクライアントのペプシコに売り込むプレゼンテーション」という想定で実施。
学生たちも、出身国だけでなく、年齢、性別、キャリア、経験などなど、
かなり多様な背景を持って留学に来ている。
したがって、毎回の講義の時もそうなのだが、
「私はこう思う」
「自分の国ではこうだが、あなたの国では違うの?」
といった意見が活発に行きかう。
いわゆる、ダイナミズムがあるのだ。
その意味でも、私自身も毎回楽しみにしているのだが、今回もなかなかレベルの高いキャンペーン案を立案してきた。
1回目の講義から考えると、見違えるほど成長をする学生たち。
彼らのイキイキした目を見ると、国境とか人種とか関係なく、
情熱や意気込みを目の当たりにできるところがいい。
私自身も勇気をもらうことができるのだ。
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今日の日経新聞の記事より「米スタンフォード大学のdスクール」
ハーバード大学とスタンフォード大学のんビジネススクール( MBA)は、
米国でも1、2位と言われているトップスクール。
どちらも受かったら、どちらの学校に行くか?
というのは、ボクの時代から言われていたことだった。
この中でスタンフォード大にいく、と答える学生の理由は、
「dスクール」があるからということだった。
これは新しいサービスを生み出すための開発手法「デザイン思考」を学ぶための教育機関で、単位が取れないのに人気があるということである。
「失敗などない。ただ作るだけだ」というスローガンにもと、
グループワークを基本として、25名までの少人数で試作品や新サービスを開発する。
記事にある、「dスクール」の特徴は、
医学、科学、法学、工学など、学生のバックグラウンドが多様である
問題の解決手法でなく、問題の見つけ方を学ぶ
ゼロから自由に考える
教師が学生にプレゼンする「ピッチナイト」
といった具合に、
ともてユニークでイノベイティブ、多様性の中で学ぶので集合知が生まれやすい環境にあるといえる。
また、企業とのコラボなども活発なため、「産業界に変革をもたらすことができる道場」としての機能も果たしているとのことだった。
ビジネス・スクールで教鞭をとるものとしては、学生たちに自由闊達なアイディアを、
現実のものとして活用できる「場」がある、ということが非常に有用だと思う。
dスクールを企業との産学連携に活用したり、
コンテンツをどんどん刷新していく能力がアメリカの大学の素晴らしさだ。
たとえば、四半期ごとにカリキュラムを変え、学生のニーズに応えていく、
あるいは期待を超えるコンテンツを生み出す、
ということである。
全て真似できるわけではないが、
日本の大学や企業も、この顧客視点、相手目線、柔軟性と、
これらをすぐに取り入れる実践性に学ぶところは多い。
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今週のリオズ キッチン。
まずはサラダ。トマトと、アボガドと、急にを混ぜてイタリアンドレッシングをかけた。シンプルだけどとてもおいしい。

次に、初めて試みるシリーズ。かきと、タコと、オリーブと、ブロッコリーと、キノコのアヒージョ。寒い季節にはぴったりだった。
今回初めて土鍋で作ってみた。まずはフライパンで炒めてその後に土鍋に移してぶつぶつやる。これがワインにぴったりでおいしい。もちろんバゲットをつけてもいける。

メインは、普段あまりやらないフレンチの料理。もも肉をしっかりと焼いて、コンソメ味をつける。その下に敷いたのは、飴色に煮込んだ玉ねぎ。オニオンスープに入れるあれだ。これはすごく手間がかるけどその分とてもおいしかった。

今回参考にしたのはこちらの本。普段はあまりやらないフレンチだけど、ちょっと読んでみたら意外と手間をかけずに美味しくできそうなものが多かった。これまで、固定観念があったみたい。これでボクの料理のバリエーションも広がります。
それにしても、この本もそうだけど「シンプル」にできる、というのはキーワードみたい。料理が趣味で、仕事もしているボクにぴったりのコンセプトだ。


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今日は日本舞踊の西川流家元と、歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎氏の、
「新春歌舞伎と日本舞踊」トークセッションを観に行った。
不勉強ながら、歌舞伎はともかく、日本舞踊についても、あまり深くは知らなかったのだが、
あまりにもわかりやすく説明していただき、肚に落ちたところが多かった。
もともと、東では踊り、西では舞いと言っていたものが、
江戸くらいに「舞踊」となったこと、
声の抑揚をつけると、通りも良くなり聞き手が聴きやすいことなど、
とても多くのトリビアを聞かせていただけた。

やはりこうやって日本の伝統文化に触れると、
より深くその良さを知ることができる。
そしてさらに「行きたいな」という気になるのだ。
マーケティングも同じことがだが、こうやって多くの人に向けて発信し、
「まずは知ってもらうこと」
から始めるべきなのだ。
ということを実感。

名古屋の和菓子の老舗、両口屋さんのお菓子も美味しくいただき、多くの学びを得ることができた体験だった。
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