頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?の、高橋政史氏の講座を受講した。
以前にも、このブログで書いたが、この本に書いてあるフレームワークを使い企画書を作成したら2件の契約を受注できたことがあった。
本を読んだだけでも、かなり深く理解できたのだが、
実際に説明を受け、ワークをしたので、より深く理解でき、
また、今日これから帰って実践しようという気持ちになった。
今日学んだことは、
「フレームを準備すること」の重要性に尽きる。
⒈そのフレームは、どのようなシチュエーションでも活用できるものであるべき
2.全体像を見回すことから始めるべきである
3.フレームワークを固めることができたら「勝ちパターン」を用意するべき
ということが3つのポイントを抑えることである。
そのフレームワークは、高橋氏の著作に書かれている通りで、
方眼ノートにおいても、
上部左を2本線で分割
その左に3つのポイント
下部は3分割し、
左に4つの事実
その中から1つ選び「なぜ」を2回
最後右欄にはアクションプランを書き出す
という実践方法になる。
これも、僕の場合で言えば、大学での講義で学生に提出させるレポートにも応用できるし、
クライアントさんへの会議内容やレポート、ノートの取り方のアドバイス
に、繋げていくことができる。
ノートは考える武器だ。
という最後の言葉に集約される。
この本に出会い、この講座を受講してよかった。
明日からさっそく今日聞いたことを実践しようと思う。
*本編が左で、右は図解版
マーケティング コンサルタント 理央 周
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毎月連載をしている名古屋発の政治経済誌「時局」でのコラム「マーケターの発見力」
マーケティングの理論やフレームワーク、というよりも、
わかりやすい事例や、中小企業・中堅企業のヒントになる「気づき」を書いている。
10月号のテーマは「イノベーション発想術」
画期的な発想を阻害する要因は、思考停止。
その根源になるのが「過去の成功体験と固定観念」
になる。*詳しくは拙著のこちらにも↓
そもそも僕は、会社員時代にチャレンジャー的なマインドで仕事をしていたこともあり、
慣例や常識にとらわれることを嫌っていた。
市場の速さは、私たちが考えているよりさらに速いのだ。
だから、承認の数が多かったり、固い頭では生き残っていけない。
弱肉強食ではなく、適者生存。
柔軟で臨機応変なものだけが、ビジネスの世界では生き残れるのだ。
この経験が今も生きていて、イノベーション的な発想ができる、
と信じている。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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ロサンゼルスへの出張で、ビジネスの合間にお気に入りのファーマーズマーケットに立ち寄った。
敷地の3分の1が、まさにファーマーズマーケットという感じで、フルーツや肉、野菜などの食品や、土産物など現地のモノが売られている。2年前に来た時にも立ち寄った、僕のお気に入りのモールなのだ。
敷地の中には、こんな感じの電車なんかも走っているし、
ガーデンになっている、中央は夜になるとライトアップされて幻想的。
こういった演出も、画一感がありすぎる日本のショッピングモールも取り入れるべきである。
もちろん今時のショッピングモールといった感じのショップもあり、
ラグジュアリーブランドから、カジュアルなものまで、様々。
デパートメントストアもあり、レストランも充実している。
そんな中で、「おっ、これはいいな」と感じたのがこちらのサイン。
バナナリパブリックのウインドウにあったこちら。
訳すと、
「上を見てください。メンズのショップもありますよ」
と書かれている。
ここのバナナリパブリックは1階がレディスのショップで、2階がメンズになっている。
このサインがなければ、ボクもそして他のお客様にも気付かれることはない。
お客様という人たちはよくも悪くも「わがまま」なのである。
私たちが思っているほど、私たちのことを覚えてくれてもいないし、
わかってくれてもいない。
だから、
「教えてあげなければならない」
仕事に没頭しすぎて「売るんだ!」という気持ちが強すぎると、
どうしても「こんなことはお客様が知っていて当たり前」
と思い込んでしまう。
たとえばこのサインがあることで、1日100人が2階に来てくれたら、36,500人。
うち10%が買ってくれたら、3,650人。
一人あたり3,000円使ってくれたら、1,095万円の売り上げになるのだ。
こんなちょっとしたことが、大きな機会損失を招く。
強引な集客や営業よりも大事なことは、
「機会損失」をなくすこと。
そのためのいい一例だった。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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No1トヨタ 7つの仕事魂 読了。
名古屋に生まれ育った僕にとって、トヨタというのは特別な存在。
トヨタの景気がよければ、名古屋の景気もいいし、
トヨタ自動車といえば、愛知県の産んだ世界最大再校の自動車会社なのだ。
カッコいい車、素晴らしい業績、といった一見華やかに見えるトヨタの実績は、
いったいどこからくるのだろう?と考えたことはあるだろうか。
洗練とか、効率といった米国式の効率化とは異なる、
「人間力」にある、とボクは思っている。
この本の特徴は、トヨタ生産方式やマーケティングについてではなく、
トヨタの人たちが何を理念として「働いているのか」について書かれている。
つまり、トヨタ最大の特徴であり、トヨタの強さである点について、だ。
象徴的なのは第3章の「モノづくりで大切な3つのこと」
- 一生懸命にやる
- 時代の流れに即している
- 陰でサポートしてくれる人がいる
の3つである。
今年4月に、豊田章一郎氏の講演を聞く機会があった。
テーマは「モノづくり人づくり」
(その時の記事はこちら⇒ トヨタの強みは理念の浸透にあり)
豊田章一郎氏がおっしゃっていたのは、
「愚直」と「現地現物」の2点。
トヨタの社員方々が繰り返し言及するこの3つの概念だった。
まさに、この本はその事例にまで触れ、その核になる部分を聞きだし、
ビジネスで再現できるまでに昇華してくれている。
トヨタ本の中でも、人に焦点を当てた独自の本である、といえる。
その意味でも、本質をついている。
筆者は、前作「No. 1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡」でも、
見事に内面をとらえ、読者に「自分の仕事につかえる」事例を出すことに成功している。
(その時の記事はこちら⇒ No. 1トヨタのおもてなし レクサス星が丘の奇跡)
経営理念の本質、組織としての人間力の向上を目指す経営者にとって、
おススメの一冊になる。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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私も教鞭をとっている、関西学院大学 経営戦略研究科(IBA)が、
創立10周年を迎える。
その、記念講演・シンポジウムが2015年9月12日(土)に、
関西学院大学 西宮上ヶ原キャンパスで開催される。
内容は盛りだくさんで、
第1部は、ニュースゼロでもおなじみの村尾信尚先生。
テーマは「ニュースの現場から世界を見る」
第2部はパネルディスカッションで、
「関学IBAに期待するもの」をテーマに、西宮市長をはじめ各界のリーダーが語る。
私も教鞭をとりながら感じるのは、関学ビジネススクールの高い国際性と、
そのオープンさ。
この2つが多様性を生み、自由闊達な雰囲気を醸し出している。
在学生、卒業生に限らず興味のある方であればだれでも無料で参加できる。
おススメのイベントである。
詳細はこちら:
日時:2015年 9月12日(土)13:00~(開場 12 :30~)
会場:関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 中央講堂
プログラム:
記念講演「ニュースの現場から世界を見る」
村尾 信尚氏(関西学院大学教授・NEWS ZEROメーンキャスター)
パネルディスカッション「関学IBAに期待するもの」
今村 岳司氏(西宮市長)
尾上 広和氏(グローリー株式会社代表取締役社長)
平松 一夫氏(関西学院大学商学部教授・元学長)
渡真利 千恵氏(株式会社千趣会 執行役員・企業経営戦略コース修了生)
司会:山本 昭二経営戦略研究科教授
IBA10年の歩み
より詳しい情報はこちらから
⇒ 経営戦略研究科創立10周年記念講演・シンポジウム の開催について
マーケティング コンサルタント 理央 周
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