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カテゴリ:「起業家の一日」の記事

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関西学院大学 経営戦略研究科 国際経営コース IBA Workshop and Symposium 2024年に登壇します

2024年12月15日(日)に、関西学院大学 経営戦略研究科 国際経営コース IBA Workshop and Symposium 2024年に登壇します。

関西学院大学 経営戦略研究科 国際経営コース IBA Workshop and Symposium 2024年に登壇します

このイベントは、関西学院大学 経営戦略研究科 国際経営コース 通称 IBA(Institute of Business Administration)のIMC(International Management Course)の在校生、卒業生向けが情報を共有して、親交を深めることが目的です。

私は、質疑応答合わせて、約1時間のスピーチをさせていただきます。
テーマは、Unlock the MBA Advantage: How to Maximize What You've Learned。
英語で開催されるイベントなので、私のスピーチも英語なのですが、このタイトルは、
「MBAとしての可能性を解き放とう:学びを最大化するために」
という意味を込めています。

MBAを取得するということは、単なる学位を取ること、勉強をし知識を得ることではありません。
幅広い多様性を持つ仲間たちと、意見を交わし切磋琢磨してお互いを知り認め合い、時には反発することで、包括性(Inclusion)を体得することも重要な拾得物です。

私も、ビジネススクール時代に、留学生として言葉の壁、文化の違いに悩みながら、同時に多くのクラスメイトに助けられ、学び以外の経験を得ることができました。

今回のイベントでは私自身の経験、仲間たちの経験から得たものを共有して、在校生や卒業生たちに何か自分たちとして得られるものを見つけて欲しいと思っています。

関西学院大学で2013年から2024年まで教鞭をとり、かけがえのない多くの体験をさせていただきました。
学生たち、教授陣、KGUの事務所の皆さんに、少しでも恩返しができれば嬉しく思います。

そして何より、久しぶりに学生たちの元気さに触れられることを楽しみにしています。

マーケティングアイズ 理央 周 (児玉洋典)

旅立つ娘へ

IMG_5790.JPG

昨日はキミの卒業式だったね。
大学の4年間は、有意義だったようでなによりです。

お友だちもたくさんできたし、
学びも多かったみたいだね。

コロナで、サークルも半分くらいしかできなかったし、
講義やゼミ、就活もオンラインだったから、
とても制限された学生生活だったよね。

思えば、4年前に、名古屋の自宅から東京に引っ越す時も、
新幹線の見送りでは、ベソかいてたし、
2年性の時に、カナダに短期留学する時にも、
3年生の時のアメリカ留学の時も、
出国の列から、一度戻ってきて、やっぱりべそかいてたよね。

アメリカに到着してからは、
友達もできて、ちゃんとワークもやって、
しっかり学び、向こうの文化の中で気づきを得ていることを、
LINEで送ってきてくれたよね。

向こうにいたことで成長したな、と思ったのは、
キミの交渉する力。

帰りの飛行機が雪で飛ばなかった時も、
自分でエアラインに電話して交渉して、
ちゃんと帰国できた時や、
向こうで取得した単位をこちらの学校に振替をしたい、
といって実現させたこと。


留学もひと月繰り上げで帰国と、
大変だったと思うけど、
苦労した分、成長できたね。

帰国してからの就活も、
コロナで大半がオンラインでの面接。
やりにくかったと思うけど、がんばれたね。

そんな中で、キミがつけていた、
「就活ノート」を見て、
お父さんは、感動しました。

勝利の女神は"準備"が好き。
頑張ったことは、報われるということを知ることができてよかったね。
希望した会社に内定をもらえたのも、
キミが頑張った結果だよ。

とにかく、前向きに明るく4年過ごしてきました。

4月からの社会人生活は、
これまでとは大きく違うものになるよ。

でも、キミなら大丈夫。
また、話を聞かせてくれることを楽しみにしています。

おめでとう。

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 経営戦略研究科 教授

児玉 洋典

書く仕事がしたい 佐藤友美さん著 仕事にどう向き合うかを考える1冊

書く仕事がしたい

「書く仕事がしたい」佐藤友美さん著 読了。
この本の表紙と帯に、「文章術の本ではない」「文章力以外の技術が8割」とある通り、

私も同感だ。

この本は、ライターさんが上手な文章を書くにはどんなテクニックが必要なのか、
どう書けばいいのか、という手法論(にはもちろん触れられているが)だけではなく、
どうあるべきか、という"仕事に向き合う姿勢"の本だと感じている。

私は仕事をすることが好きなので、
マーケターとして、テレビや映画を見ていても、
街を歩いていても、旅行に出ていても、
見かけるもの全てを「マーケティング的」に分析してしまう。
もはや、職業病と言ってもいいかもしれない。

大半のビジネスパーソンが仕事をする時間は、
1日の半分かそれ以上だと思う。

1日の大半の時間を使う"仕事"というものに向き合った時に、
やりがいがあれば、そんな嬉しいことはないし、
その時間にやりがいを感じなければ、長続きしない。

著者の佐藤友美さんもきっと、
書くという仕事のプロとして、
書くという仕事に向き合ってこられたので、
書くという仕事を彼女が掘り下げると、
この本に書かれているように、
ビジネスパーソンとしての、
姿勢、あり方が節々に出てくるようになるのだ、
と私は読み取った。

仕事を愛する姿と、仕事を喜んでされている姿が、
同時に目に浮かぶ。

こうなると、依頼する側にもそれが伝わるのだろう。
P98にあるように、原稿料や印税の受け取り方の事例で、
「私は、著者と一緒に夢を見たいので、
書籍の仕事の場合は印税一択です」
とある。

この向き合い方、姿勢が依頼先に伝わって、
チームとしていい仕事ができるのだろう。

情報が氾濫している今、ちょっとでも早く、
効率よく、仕事をしようという傾向があることを感じている。
そしてそれはある意味では大事だ。

しかし、価値を生み出す仕事においては、
効率より「質」を重視、優先しなければならない。

これは、ライターさんや私のような専門職のプロフェッショナル、
シェフやパティシエ、職人さんなど、
多くの職業に当てはまる。

そのためには、仕事のやり方よりも先に、
ビジネスパーソンとしてのあり方を見つめ直すことが大事だ。

遠回りのように見えるが、長い目で見たらそれが一番。

その意味で、この本はライターを目指す人だけではなく、
これから仕事をしていく学生や、
キャリアにもう一度向き合いたいと思っている、
若いビジネスパーソンにも読んで欲しい一冊だ。

オススメです。

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 経営戦略研究科 教授

理央 周(りおう めぐる)

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幸せについて考えてみる〜ワークライフバランスを実感した土曜日

先週、足の中指に激痛が走り、
病院にいったところ、
うみが溜まっていているとのこと。
おかげさまでよくなったのですが、
また昨日から再発。
今朝はだいぶ良くなりました。


うまく歩けないと、いろいろと不便が多くって、
できないこともたくさん。
こういう時こそ、
普通でいられることの大事さがわかりました。
ありがたい、っていうのは、
ふつうで有ることが、難い、ということなんだ、
と、感じます。


今日は朝からクラブハウスで、
幸せと仕事について話をしました。
これまで、著書やSNSでほとんど幸せとかについて、
話をしてこなかったけれど、あらためて幸せについて話をしてみると、
幸せって仕事の中にもあるべきものなんだ、と感じます。


クラブハウスで仲間と話をしていたら、
5年ぶりに話ができた方、10年ぶりの方、
SNSではやりとりをしていたけれど、
お会いしたことのなかった著者の方、
と、お話をすることができました。
懐かしさ、新しい気づき、嬉しさ、が、
じわじわと感じられたのです。


これも、幸せ。


そう考えると、幸せも普段の生活も仕事も、
境界線とかあえて設けなくでもいいんだ、ということに気づきます。
あらためて、みんなありがとう。
とても良い1日のスタートになりました。

これを機に、SNSへの投稿も、
考え直して、心のあり方や、
今の素直な気持ちをのせていこうと思います。

マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 経営戦略研究科 教授

理央 周(りおう めぐる)

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有馬温泉 御幸荘 花結 予約から宿泊までのカスタマーエクスペリエンス


宝塚大劇場で観劇するので、有馬温泉に来た。今回選んだのは、温泉街から少し離れたところにある御幸荘 花結さん。

この宿を予約したら、こんなDMを送ってきてくれた。

有馬温泉花結DM.jpg

中を開けてみると、こんな感じで泊まる部屋の様子なんかが

花結び 有馬温泉

有馬温泉 お礼状 .jpg

そして、こんな手書き風のお礼状まで入っている。
ボクはもちろん、妻もこの宿に来る前から期待が高くなるのは言うまでもない。

ひとつひとつの部屋に花の名前がついてます。うちは胡蝶蘭でした。


温泉街を探索した後は、ゆっくりと温泉に。
露天風呂と、赤湯といわれる茶色のお湯のおふろがあったまる。

ゆっくりした後は、楽しみな夕ごはん。
これがメインと言ってもいいくらい。

まずはお通し。

お刺身の盛り方も凝っている。
おお振りの野菜が乗っているところが、おいしさを引き立ててくれる。


鰤と湯葉を、しゃぶしゃぶしながら食べさせてくれるところがお部屋ご飯のいいところ。
もちろん、味も絶品だった。

箸休めには、穴子が。
山葵がきいてるのがいい。
そして、その緑色がとても映えていて綺麗。

天ぷらは、あっさりと小ぶり。
でも味はしっかりと、美味しい。

和牛もやはりその場で焼いていただきます。


このあとのデザートまで、やっぱり和食の懐石は伊藤が落ち着く感じでいい。
満喫しました。

顧客は、旅行の際に、ホテルや旅館を選び、行くまで心をときめかせる。
この段階から既に、おもてなしのマーケティングは始まっているのだ。

そして、宿に着いた瞬間からその宿のサービスに触れる。
もちろん、受付、部屋への案内、個室での対応、風呂や案内などのサービス、食事、朝のご飯、出発前の買い物、チェックアウト、そして帰ってから、というそれぞれの行動全てを体験する。

この顧客が体験する一連の流れを「カスタマーエクスペリエンス」と呼ぶ。

企業としては、この一つ一つに対して「できること」があるはずだ。

マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)

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