東岡崎にある、キッチンベルさんでランチ。
シェフが「野菜フルーツソムリエ」を取られたとのこと。
まず、カウンターにこんな感じの「本日のイチオシ野菜」が並んでいる。
僕も料理をやるのでわかるのだが、つやつやで新鮮な野菜が美味しそう。
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こちらはご夫婦でやっているのだが、こちらの手書きのメニューは奥様の直筆。
温かさが伝わってくる。
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この日は、おまかせのコースでお願いした。まず出てきたのがこちらのバーニャカウダ。
さすがは野菜フルーツソムリエ、野菜一つ一つの味はもちろん、
プレゼンテーション綺麗で食べる気が湧く。
さらに、こちらのバーニャカウダ・ソースが絶品。
味の濃さがちょうどよく、味の濃い野菜によく合う。
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メインは名物のハンバーグ。
一番上の段は、卵とトマト。
ハンバーグはしっかりとした味。中にはフォアグラも入っているとのことで、まったりとした感じの食感がいい。
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スイーツはこちらのパフェ。
フルーツが乗っていて、中はシャーベットとアイスクリーム。
ここでも強みの野菜フルーツソムリエらしさが見えている。
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【中小企業が参考にすべきマーケ的ポイント】
ベルさんの強みは、夫婦の温かさと人柄。
手書きのメニュー看板とメニューそのものに現れている。
もう1点は野菜フルーツソムリエの資格を持ち、メニューに生かしていること。
「強みから離れないこと」が重要である。
ドラッカーが言う通り、自社の強みをしっかりと把握し、
それを自社の製品・サービスに反映することで、独自の強みになる。
マーケティングは「何を」買ってもらうのか、からスタートする。
独自価値を磨くことからやってほしい。
キッチンベルさん:
ブログはこちら→ 洋食屋 キッチンベル 岡崎
愛知県岡崎市東明大寺町11-2 イエローボックス 1F
0564-23-1588
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マーケティング コンサルタント
理央 周
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毎週15時から西宮にある関西学院大学のビジネススクールでの講義に行くために、12時頃の新幹線に乗る。
このタイミングは、ちょうどランチをどうしようか、というタイミングだ。食べてから乗車するには少し早いし、かといって新大阪についてから食べるとなると13時半を超えてしまう。
乗っている時間が1時間弱、ということで駅弁を買って車中で食べることも多い。
数ある駅弁から「どれにしようか」と選ぶのは楽しいものなのだが、なにせ種類が多い。
名古屋駅だけとってみても、キオスクやベーカリー、デパ地下などなど、
駅弁の種類だけでなく買う場所も様々だ。
しかし、場所も種類も多いのだが、どの駅弁も同じに見えてしまう。
特にボクは、1種類だけ「とんかつ」がドカンと乗っているような駅弁よりも、
数多くのおかずが乗っている幕の内弁当チックなモノが好き。
でもやっかいなことに「幕の内弁当」が駅弁の中でも一番多いのだ。
で、昨日見つけたのがこちら「東海道新幹線弁当」
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長いネーミングだけど、インパクトあり。
そして何よりも「中には新幹線の各駅の名物が入っていそうだな」と、想像しやすい。
早速買ってみると中身は深川メシやみそカツなどなど、やはり種類も多く、
よくある幕の内弁当とは、おかずのラインアップも違うところがいい。
ふたを開けると、こんな風に中に入っている「おかずのメニュー」が書かれているところも親切で楽しい。
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そしてネーミングも覚えやすい。
ボクは食べることが大好きなので、よく外食をするのだが、飲食店にありがちな間違いは、
フランス語やイタリア語の「わかりづらい」ネーミングを店名につけること。
「オステリア ドゥ XXXX」とかいうあのたぐいだ。
戦略をねってあり、あえて隠れ家的雰囲気を狙う場合はいいが、
それでもクチコミにつながる場合に、忘れられてしまう、いわゆる機会損失になってしまう。
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【マーケ的 ポイント】
中小企業と個人事業主が、東海道新幹線弁当から学ぶことは、
「わかりやすいネーミング」
にする、ということ。
生活者は、私たちが思っているよりも遥かに多い選択肢の中から、
自分が欲しいものを探し出し、買う前に評価し、そして買う。
買ったら使い、再度その使い心地を評価し、人に伝える。
ITが発展し、SNSが一般的になってきても、この行動の流れは変わらないのだ。
企業のプロダクトをマーケティングする段階で、生活者がまず最初に目にするものは「ネーミング」だ。
思いを込めて、凝ったネーミングにしたい気持ちはよくわかる。
しかし、インパクトがあり手に取ってもらえないと、買ってはもらえない。
さらに、買ってもらえたとしても次のリピートにはつながらない。
ネーミングのコツは、
シンプルであり、
インパクトがある、
覚えやすい
そのためには「禁欲的」になることが重要なのだ。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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漢方カンジャンケジャンの店、名古屋 今池近くの韓国料理店、百済に行ってみた。もともと、息子が帰省するというので、池下あたりで焼肉屋さんを探していて、妻が見つけた。4人で行って、コースを2人前。それにプラスしてアラカルトで注文した。
まずここで外せないのが、漢方カンジャンケジャン。なので、カンジャンケジャンが付いているコースをたのんだ。
最初に出てくるキムチが絶品。
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辛すぎず、しっかりと味が付いているので、ビールが進む。かなりの品数が付いて、前半戦の終わりに、出ました!カンジャンケジャン。
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生の渡り蟹を丁寧に仕上げたとのこと。
足のところをちゅるちゅると吸うように食べる。そして、甲羅にごはんを入れておつゆを乗せて食べるのも不思議に美味。
頼むものの大半が韓国風で、いわゆる日本の焼肉屋さんとは少し違う。だからマッコリもなんとなく本格的。表面を見ると、ぷつぷつと泡が立っているようで、ドロリと濃い感じ。
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僕たちはGW最後の日の6時に行ったけど、お客さんがひっきりなしに入ってくる。流行っているのだ。
それもこれも、このカンジャンケジャンの圧倒的な美味しさと独自性があるから。
駐車場もあり、駅からも近いのでアクセスも抜群。
そしてなにより、店員さんが親切に食べ方まで教えてくれる。
オススメです。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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【顧客中心主義】~マーケティング白熱ライブ2015 マーケティングアイズ4周年記念イベント
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はまぐり鍋の日の出 桑名に連れて行っていただいた。入るところのエントランスの佇まいが、まずは素晴らしい。
毎回来るたびに、ワクワクしてくるのだ。
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毎年4月から7月くらいまでが旬とのこと。
美味しい突き出しからいただいた。
その後からは蛤づくし。
この日は、僕には初めてだったが、女将が自ら取り分けてくださった。
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女将のお話はとても面白く有益。
桑名の蛤を他と比較して教えてくださる。
特徴は、貝の色が黒いこと。こちらの写真を見ての通りなのだ。
また、年輪もあるとのこと。こちらの甲斐で5年もの。
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なかでも、僕のお気に入りは、焼き蛤。香ばしい香りがふわっと鼻をくすぐる。個人的には、辛口の純米酒が合う。
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さらに、こちらの天ぷら。写真を撮り忘れて1個食べてしまったのだが、ちょっとだけおろしショウガ醤油につけて食べると絶品。
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とにかく話しが面白かった。
料理は味だけでなく、見た目、そしてストーリー Narrative があると一層美味しくなる。
こんなメモも見せてくださったが、なによりも、蛤、お店、桑名への愛情を強く感じた。
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女将は蛤を運んでくださる時に必ず「砂が入っていたらおっしゃってくださいね」と聞いていた。
砂のひと粒ももちろん入っていなかったが、温かい気づかいを感じる。
もう一度来たくなる名店である。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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【顧客中心主義】~マーケティング白熱ライブ2015 マーケティングアイズ4周年記念イベント
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安全・安心を売りにしてきたことのみでなく「美味しい」ことからぶれていない。
だから、値上げに関係なく食べたくなる。
価格競争から抜け出すための素晴らしい事例である。
先日も、モスバーガーに行ったら店頭にこんな手書きの看板が。
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- 飲食店に一番大事な味、
- このおもてなしの心、
- 安心・安全
が揃っていると値下げしなくてもお客様は来る。別な言い方をすれば、価格ではないところで、お客様に選ばれている。
勝負する土俵を、値段でないところにすることが重要ということになる。
中小企業にも参考になる考え方だ。
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【顧客中心主義】~マーケティング白熱ライブ2015 マーケティングアイズ4周年記念イベント
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