8冊目になる「仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方」
実物が手元に届いた。
「なにをやめるか」を決めるだけで「仕事の速い人」になれる、というのがこの本のコンセプト。
内容としては、そもそも、スピード持って「仕事で成果を上げる」ために、
「やめること」と「やるべきこと」を
「NGとOKの対比」で書いた。
たとえば、「うまく段取りが取れない人」のパートでは、
【NG】の人は、「自分の都合だけで仕事をする」
⇒ 全体を見ないとその瞬間はよくても、全体の仕事の効率は落るので注意。
【OK】の人は、「後工程の人がやりやすいように配慮する」
⇒ 後工程をおもいやり、全体最適→部分最適の考え方をする。
といった具合に40個の「OK&NG」を書いた。
時間術について書いたのはこれで3冊目になるのだが、
3冊に共通しているのは、「時間管理のマニュアルではない」こと。
仕事をやる目的は「成果を出すこと」。
それこそが、自分の会社やお客様、家族やお客様のためになる。
そして成果を出すことができる仕事の質を上げていくこと、
さらに、できる限りぎすぎすせず、残業もせず、
楽しくやれると、それが最高に決まっている。
ボクは仕事が好きだ。
同じように家族や友達も大好きだし、
料理をしたり、映画を観にいったり、本を読んだり、旅行をしたりすることも大好き。
そのすべてに時間が必要であることも事実だ。
すべて充実させるために、何をすればよいのか?
会社員時代は、「やりたいこと」と「仕事をする」ことは、
どちらかをやれば、どちらかができない、トレードオフだと思っていた。
デートで早く帰ろうとすると、
上司から「みんな残業しているのにもう帰るのか?」と言われ、
仕事にのめり込むと、友達や家族との時間が減る。
と、思い込んでいたのだ。
しかし、仕事は成果を出せばだれからも文句を言われないし、
残業をせずに、仕事をする工夫をすればいいだけだ、と気づいたのが6年前。
と考えた時に、人生を充実させるためには、
やはり「やるべきこと」と「やめるべきこと」をしっかりと把握して、
時間を創っていくのが一番なのだ。
繰り返すが、この本は時間術だけの本ではない、
「仕事にどう取り組むか」
「成果を出すには何をすべきか」
「大事な人との時間をどう創るのか」
ということを、これまでの30年の社会人生活、
うち、会社員22年、起業家として6年、大学院での勉強2年。
この中の3年は海外での生活の中での経験をもとに、
デキる人と残念な人の特徴と課題、そして解決策を書いた。
章立てはこちら:
- 第1章 最速で成果を生みだす「時間の使い方」
- 第2章 速さは「段取り」で決まる
- 第3章 「メール」に時間をかけすぎない
- 第4章 「会議・打ち合わせ」の生産性を高める
- 第5章 「資料作成」は必要以上に時間をかけない
読んでくれた人が、書いてあることを一つでも実践してくれて、
成果を出してくれたら、これほど嬉しいことはないと思っています。
マーケティング コンサルタント 理央 周
*このブログの定期購読はこちらから → *記事のブックマークはこちらから→
「企業間取引 B to Bのマーケティング "営業"のついての最新刊〜売ろうとするから売れない」
新規事業・ビジネスモデル開発を目指す経営者の方はこちら:→マーケティング アイズ
売れる理由を学ぶメルマガ⇒ 「なぜか売れる」の公式バックヤード」 では、ヒット商品に共通する「仕掛け」はマーケティングにあり!という記事を毎週発刊していきます。詳細はこちらから:
関連記事はこちらです:↓