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カテゴリ:「ビジネス書書評」の記事

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The Rake 日本版のカッコよさ:自分では見つけることができない情報

ちょっとヘアスタイルを変えた方がいいと、
尊敬するコミュニケーション講師の方から言われた。

その方が言うには、
「理央さん、ファッションはスタイリストさんに見てもらっていていい感じになってきましたよね。
でも、お顔周りは特にケアなさっていないのですか?」
とのこと。

(なるほど、そこまで気をまわしていなかった)
と思いつつ、よくよく話を聞いてみると、
まずはお肌からのケアが必要だとのこと。

化粧水と乳液の区別もつかないボクは、何が何だかわからない。
でもよく考えてみると、髭剃り後には必ずアフターシェーブローションはつけている。
で、ますます、よくわからなくなってきた。

しかし、この方に好かれたい!ということもあり、
「確かにその通りですよね」と、
普段あまりしない、半知ったかぶりまでする始末。

なるほど、ともう一つ思ったのは、
「香りってとても大事なんです。
人が人を覚える乗って香りですよね。
ふわっと香りがすると、その人を思い出すでしょ」
とのこと。

それは確かに言えるなと、納得。
中学生くらいの時の初恋の思い出も、なんとなく香りとともにある。

この日のランチの後に、名古屋駅のJR高島屋に立ち寄り、
しっかりと、ローション、乳液を購入。
さらに、いい香りとおっしゃっていた、
イギリスのモルトン・ブラウンのウッディの香りを買おうと聞いてみた。
そうしたら、「名鉄のメンズ館の方が直営店です」
とのこと。
ここまで親切だと、逆にこれから買おうと思う気持ちも強くなる。

で、買ったのがこちらのボディ・ローション「ホワイト・サンダルウッド」を購入。
とてもいい香りがするのだ。

さらに、彼女は「髪型」にも言及。
なんでもお父様が、内勤の技術系のお仕事だったらしいのだが、
きっちりとした髪型だったとのこと。
思えば、ボクの父は40年以上営業で、
髪型はもちろん、靴もピカピカ、
靴やスーツやコート、時計なんかもかなりこだわっていてカッコよかった。

さっそくボクも、その週のうちに、スタイリストさんと、兄貴分のテイラーの方に相談。
「パーマっぽくウエーブがかかっているといいのでは」
「映画とかから参考にするといいですよ」
ということで、まずは雑誌を買ってみて、そこから参考にしてみようと思い、
買ってみたのこの雑誌、「The Rake」

予想外にカッコいい。
表紙を飾っている、スタンリー・トゥイッチの生き様とか、
マウントバッテン卿の歴史での役割、
日本を代表する若手テイラーのファッション観などなど、
普段自分で買おうとする雑誌にはないモノを、この目で垣間見ることができた。

この雑誌やネットから拾った髪型を写メに撮り、
お気に入りの、ヘアスタイリストさんにカットをしてもらった。
ちなみに、パーマをかけるなら、もっと髪が伸びてからの方がいいとのこと。
3月のLA講演でのヘアチェンジはあきらめて、7月にブランニューのヘアスタイルにすることに。

その代り、これまで髪にはワックスのみだったが、
ちょっとウエット感をだすために、ジェルを購入。
混ぜて使うと良いとのこと。
さらに、スプレーで固めるセット方法も教えてもらった。

なんにせよ大事なのは、厳しいけれど第三者的に、客観的に見てくれる、
大事な友達の生の意見。
彼女の意見がなければ、ローションと乳液で顔の手入れをすることもなかったし、
髪をそれほど気にすることもなければ、このThe Rakeというカッコいい雑誌に触れることもなかった。

先生、ありがとうございました!

マーケティング コンサルタント  理央 周

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ない仕事の作り方:イノベーション的発想にもつながるユニークのすすめ

「ない仕事の作り方」読了。みうらじゅんさんの著作。

マーケターとして、企画や物事を考える上で非常に重要なことが1つにユニークであるということが挙げられる。

みうらじゅん私が言っているのはとてもユニークでそれをどうすればいいかまでが描かれている。例えばもう家の事を好きになるのは当たり前です。ただし、私はあえてその逆を行くことが多いのです。なぜなら自分を洗脳していく方が好きなもの普通にあったり好きと言うよりもよっぽど面白いからです。と言っている。

広める事と伝わる事が違うと言うてんや、知らない大多数の人に向けて仕事をするのは無理です。顔が見えない人に向けては何も発信できないし、発信してみたところで、きっと伝えたいことがぼやけてしまいます。と書いてあるが、その事例として、喜ばせたい読者の最高峰は母親だと言っている。

そもそも、タイトルでもあるない仕事の作り方に関してない仕事そのものとは、依頼もないのに勝手にやった仕事のことだと言っている。

マーケティング コンサルタント  理央 周

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実力派たちの成長戦略:プロフェッショナルとしての仕事への取り組み方

「実力派たちの成長戦略」 読了。
副題に、30代、40代は美女なりープロフェッショナルとなれ、とある通り、
これから企業そのものや、ビジネス自体を背負う年代に向けての、
仕事の仕方、取組み方が書かれている。

実力派たちの成長戦略

僕としては、第5章の「100分で学ぶ経営戦略論の基礎の部分に、なるほど!と感じる点が多かった。

特に、マーケティングの肝のところで、
「世の中に同じ会社は2社要らない」
というくだり。

差別化、独自化、イノベーション、USPなどなど、
なぜ、他と違わなければならないのか、
ボクもボクなりにこれまでかなり力を割いて説明してきたことだったが、
これほど、ばっさりと、しかも、生活者目線で明快に答えている言葉に出会えるとは、驚きだった。

他にも、ビジョナリー・プロフェッショナルは、
大局観としてのあるべき姿を見据えられる「ビジョン」と、
経営の基礎をしっかり持った人材であること、と断言している点。

このマトリックスも、方法論依存症や、頑固職人であるなかれ、
と、警告を発している点にも非常に共感できる。

行き過ぎた効率主義や、日本特有の学歴偏重主義、
そして手法論、成功哲学に依存すべきではなく、
柔軟に、素早く、自分の課題を発見し対処する力を持つべきだということになる。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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8冊目は時間術:仕事が速い人が絶対やらない時間の使い方~日本実業出版社

最新刊「仕事が速い人が絶対やらない時間の使い方」に、
早くもたくさんの感想をいただきました。

仕事が速い人が絶対やらない時間の使い方.jpg
50代男性 会社員の方
仕事のやり方を再考するキッカケになります。

30代女性 会社員の方
少ないページ数で要点がまとまっており、大切な箇所は太字で対応。
項目の最後には、まとめとしてOKとNGで結論が書いてある。
等々、大変読みやすい内容で一気に読了できました。


この本は時間術としてスケジュールを管理することではなくて、
人として、忘れがちだけれども大事な、
「相手のこと」を考えよう、
そうすることで、仕事がスムースになり、
ひいては、人生までスムースになる

ということを書いています。

また、感想をいただいたらアップし続けていこうと思います。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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イシューからはじめよ:仕事の仕方の本質

「イシューからはじめよ」読了。
副題は「知的生産のシンプルな本質」、ヤフー株式会社 安宅和人氏の著書になる。

まず、序章の「脱 犬の道」、根性論に逃げてはいけない というスタートからして面白い。

ボクは、根性は必要だと思っているが、行き過ぎた根性論に辟易としてきた分だけ、強く共感できる。
根性は必要な条件であって、十分な条件ではない。

以降、

  • イシュー
  • 仮説(2章分ある)
  • アウトプット
  • メッセージ

で、ビジネスを「ドライブする」ことに関して、各章で深く掘り下げられている。

イシューを発見し、仮説を立て、本質を見極め、アウトプットし、
それをメッセージとしてコミュニケーションしていく、
というステップを踏もう、ということになる。

この本は、手法の本ではなく「仕事の仕方」ひいては、仕事に対する取り組み方の本である。

その姿勢が、サラリーマンとビジネス・パーソンとの違いであり、さらには、
ビジネス・パーソンとプロフェッショナルの違いとなって、
他からの評価につながる、とある。

この本が現実的な点は、フレームワークやロジカルシンキングの形が書かれているだけでなく、
陥ってはいけない落とし穴までが書かれている。

たとえば、フレームワークは便利で有効なツールであるが、
目の前のイシューを無理やり当てはめようとしては、
本来重要な、本質的なイシューを見逃してしまうことになる。
といった点。

私自身も、MBA取得時はこの罠に陥り、
「フレームワークは万能だ」と、大きな勘違いをして、
同僚や上司を困らせたものだった。

課題を確認し、洞察し、結論付ける、
コンサルティング・ファームのアプローチ「空、雨、傘」のくだりも、
事例が明快なため、自分の仕事に落とし込みやすい。

ここのところ、売れている成功哲学的なビジネス書と一線を画す、
普遍的で再現性が高い内容である。

おススメ、というより企画マンの私たちにとって必読の一冊である。

マーケティング コンサルタント 理央 周

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