今日は関西学院大学 専門職大学院(ビジネススクール) 国際経営コース、
での春学期の講義、「マーケティング・コミュニケーション」2日目。
テーマは、以下。
ー 消費者の意識決定の仕方
マーケティングは、「どうやって売るのか」という手法ではなく、
「人」について考えるアプローチ。
なので、まずは市場にいる消費者、生活者が、
- 自分に必要なことに気づき、
- 情報を調べ、
- 買う前に自社やライバルの製品やサービスを評価し、
- 買い、
- 使い、
- クチコミをする
という一連の心の動きをおさえることから始める。
ー セグメンテーション
市場にどんな人たちがいるのか、
を、属性、地域、心理、行動の4つカテゴリーの中にある、
「セグメント」に区分する
ー ターゲティング
上記の各カテゴリーの中から、自社製品やサービスに響きそうな「セグメント=区分」を選び出し、
1つの塊(=ターゲット層)にする。
具体的には、
「都心に住む20代の、健康志向のOL」
といった具合。
こういった考え方をよりはらに落とすために、
ケーススタディをやる。
今日は、アマゾンプライムのTVCMを、
グループディスカッション。
ZOOMでは、ブレイクアウトセッションができるので、
12名を3チームに分けて実施。
3チームに顔を出すたびに、彼らの真剣なディスカッションを聞ける。
関西学院大学 経営戦略研究科の国際経営コースでは、
全ての講義を英語で行うため、
今期の私の講義を受講する12人中、10人が留学生。
彼らからの様々な角度から、多様な意見が出てきたのが面白かった。
また、20分のショートディスカッションなのに、
1チームはその短時間で、スライドでプレゼン。
なかなか、やるな、という感じ。
1つのCMを分析しても、3つの全く異なる視点からの意見は、
教授のぼくにも、インパクトがあった。
そして、異なる意見を出したクラスメートと、
真剣ににディスカッションできている。
学び取りたい、というポジティブな姿勢がそうさせているようだ。
この辺りも、学生から学べることがとても多い。
マーケティングアイズ株式会社 代表取締役
関西学院大学 経営戦略研究科 教授
理央 周(りおう めぐる)
New! コロナ禍の今、会社を"中から"変革したい経営者の方へ!
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
クリックください→ 「特別動画 公開中!」
New! 社員を「戦略リーダー」にしたい経営者・人事責任者はこちらから:
☆ 売れる仕組みを「対面」で学ぶ
→ 社員教育.com
☆ 売れる仕組みを動画で学ぶ
→ LBTオンライン