9月に、ホームページから問い合わせをもらった。
「関西学院大学の3年生です。
ゼミで研究しているギグワーカーに関する諸問題について、
リサーチフェアというイベントで発表することになりました。
ひいては、先生に取材をさせていただきたく、
お時間いただけないでしょうか」
とのこと。
私が教鞭をとっているビジネススクールとは別の学部の、
大学3年生。
ちょうど、うちの娘と同じ学年になる。
学生とは思えないほどの丁寧な文章、
掘り下げた興味深いテーマ設定に、
まずはとてもうれしくなった。
10月にZOOMで彼らと初対面。
なんでも、私が書いたニュースへの寄稿記事を読んで、
ヒアリングをしてみようと思ったとのこと。
昨日、そのリサーチフェアで、ZOOMで、
彼らの発表をみた。
明解な仮説、丁寧な検証、そして学生ならではの大胆な取り組み。
とても良かったのは、プレゼン後のQ&Aで、
実に堂々と回答をしていたこと。
若い力が、問題意識を持って、
自分たち自身で考え、取り組んでいることに、
また、触れることができて、
改めて、感動した。
大学で教鞭をとって、もう7年になる。
実務家教員であるため、ビジネスとの両立は、
けして楽なものではない。
また、学生たちの将来に大きな影響を与えることもあるので、
責任感もまた格別なものがある。
しかし、ビジネススクールでもそうだが、
こういった、若いエネルギーを間近で受け取れること、
着実に成長している姿を見られることで、
いつも大きなモチベーションになっている。
大学の先生をやっていて、よかった、
と痛感できる瞬間だった。
マーケティング プロデューサー
理央 周(りおう めぐる)
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