七転び八起きの人びと、と副題にある通り、ある商店街の人びとのストーリーが、淡々と綴られていく、連作小説。
苦労した人、ちょっとした幸せを感じる、ほっこりした話などなど、心温まる。
「リンゴは傷がついている方が美味しい」
「恩は返すもんじゃない。困っている人がいたらその人にあげるのだ」
最近、この手の小説を読む機会が少なかったので、余計に人と人のふれあいや人情の大事さを再認識できた。
著者の志賀内泰弘氏は、「レクサス星ヶ丘の奇跡」などビジネス書も書く方だが、こういう、いい話を書かせたら、天下一品といえる。
この両立ができる、数少ない著者だと思う。
ビジネス・パーソンも人間。
意思決定で迷う時などあるが、やはり最後は人としてどういう判断をすべきか、が重要。
この本は、その助けにつながるオススメの一冊だ。
マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)
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