この本の最大の面白さは、AIにどう備えるのか、AIが普及したらなくなる職業は何かという、よくある未来予測ではない点にある。
人工知能時代の3つの働き方のステップ、
知る、使う、創る
というのが大前提のコンセプトになり、それぞれをどう突破していくのかという内容をもとに、職種別にするべきヒントが多く書かれている。
その上で、AIが苦手なことから仕事を考えるという、逆転の発想がいい。
AIに取って代わられる仕事をするのはやめよう、というのではなく、人間にしかできない仕事を創り出そう、というアプローチがポジティブで、読んでいて元気をもらえるのも事実だ。
章立てはこちら:
- 第1章 人工知能はどこまで進化しているのか?
- 第2章 1人1人はどう進化していけばよいのか?
- 第3章 組織のリーダーはどう進化していけばよいのか?
- 第4章 人工知能時代の新しい働き方のモデル
- 第5章 人間の強みを突き詰める
多様性をマネジメントすることが必要な現代において、
AIをどう使いこなすか、どう付き合うのか、
ということに加えて、このAIを逆に活用するアプローチは、取り入れていく価値が十分だ。
その意味でも、オススメの一冊だ。
マーケティング コンサル タント 理央 周(りおう めぐる)
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