「すべての疲労は脳が原因」、
と言う帯のコピーを見て一目惚れして買ったこの本。
そもそもこの本を読むまでは、僕は疲れるというのは体が疲れるということだと認識していた。
例えば、腕や足の節々に疲れが溜まるのは筋肉に乳酸が溜まっているからだと思い込んでいた。
しかし、この本を読んでみると、脳が疲れるから疲労になるのだ、と言う。僕にとっては全く新しい考え方だった。
例えば、
- 同じ作業の繰り返しがの脳の作業効率を低下させる とか
- 疲れの直接の原因となるのは活性酸素
であるなど、目からうろこが落ちるような、新しい知識を得ることができた。
確かに、最近はSNSなどの発達もあり、とても多くの情報が世の中に流れている。そんな中で僕たちはたくさんの情報を仕入れ、多くの意思決定をしなければいけない。
しかし、ITが進化しメディアが次々と世に出ても、僕たちがいちどで1日に処理できる能力、意志決定ができる数は限られている。そんな中で、体を癒す・休めるだけでなく、「脳を休める」という考え方は、非常に僕にとっては青天の霹靂、面白い視点だった。ぜひやってみようと思う。
第5章に事例として、「ゆらぎ」というコンセプトが多く出てくる。「ゆらぎ」こそが、脳の疲労を軽減してくれると著者は言う。
「ゆらぎ」を僕が解釈すると、ずっと緊張をテンション高く張り詰めているのではなく、メリハリをつける事によって、疲れにくい環境を作り出す、というようなことに感じる。
いずれにしても、僕たちはこの多様な社会で、仕事に対して成果を出していかなければならない。また、プライベートにおいても楽しくやりたいことはたくさんある。ワークライフバランスを保っていき、幸せな生活をしていくためには、疲れがなく、自由な発想で多くの時間をつくりだし、やりたいことに費やすということに尽きるのだと思う。そんな意味でも、忙しいビジネスマンにおススメの一冊だった。
マーケティング コンサルタント 理央 周(りおう めぐる)
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