美味しかった一連の前菜の次に、本番のお寿司。
お寿司の1つ目はカニ。ほぐしたかにの身に、かにみそが混ぜてある。ものによってはこうやって手の上に乗せて、直接出してくれもいい。
白身のこぶ締め。やはり白身この時期絶品だ。
とりがい。まだ生きていて、握って目の前に置いてくれると、きゅっとしっぽのところが立ち上るのがいい。
僕の大好きな光り物。こはだは、この時期最高に美味しい。ちなみにこれは二日間しめたものだとのこと。
マグロ。ここで食べるマグロはほんとにいつもおいしい最高だ。
巻き海老。縦ではなく横にしてシャリを巻いている。面白い。
だし巻き卵。辛味大根がちょうどいい。
アナゴは五島列島産のものだとのこと。とろとろでふわふわ。
アナゴもういっこ、こちらはカリッと焼いてある。乗せ方が先ほどのモノとは表裏逆。
最後に、鰹節の海苔巻き。この鰹節も、目の前でちゃんとかいてくれる。こういうプレゼンテーションからして、いつもすごくいいと思っている。
毎回来るたびに驚き、次もまた来たくなるこの店。
その理由はまず1つは美味しさ。圧倒的である。
2つ目は、このオリジナリティ。創作の前菜も、懲りすぎていず旬のものを贅沢につかう。鰹節「だけ」のモノまでもが美味しい。
3つ目は、毎回違うプレゼンテーションを見せてくれる。見た目も美味しさの内なのだ。
そして「こだわりの内装」も凄く良い。まな板、カウンターの板、冷蔵庫の板、そして、こちらのシャンパンクーラーまでがヒノキとのこと。
このこだわりも、とても素晴らしい。
吉乃さんでの顧客体験の、すべてのフェイズでこの4つが絡み合っている。大将の説明も面白く、自然、会話も弾み、ひいては忘れられない顧客体験ができるのだ。
次に食べに来られるのはまたきっとかなり先。でも行きたくなるのは、こういったすべてが「独自」のものだから。寿司にいこう、ではなく「吉乃さんにいこう」となるのだ。もはや別格。次が楽しみである。
*この日の前菜の記事は ⇒ こちら 吉乃さん前菜
マーケティング コンサルタント 理央 周
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