すごく観たかったけれど、映画館でロードショーの時に見逃していた、
『アリスのままで』をDVDで鑑賞。
闘病の苦しさを描写する映画ではなく、
人を愛する、大事にするということはどういうことなのかを、
力強く描いた映画だった。
「私が私でなくなる最後の夏よ」
「私は苦しんでいません。戦っているのです」
徐々に薄れていく記憶の中で、
旦那さんや子供たち、そして思いでが消えていく。
それも少しずつ。
とても美しい画の中で、残酷な事実も進んでいく。
そして、映画のコピーは、
「愛した日々さえも失ってしまうのか?」
と問いかける。
若年性アルツハイマーを患うアリスの中で、記憶は薄れていく。
しかし、アリスが愛した夫と子供たちの中で、
アリスは美しく生き続けている。
真摯に生きる、ということがこれほどまでに重要なことで、
美しい、ということを教えてくれる映画だった。
ボクは、母をALSで、父をすい臓がんで相次いで失くした。
どちらも、現代の医学では何ともしようがなかった。
もっとできたことがあったのでは、
あれもできなかった、と悔やんだこともあったけれど、
今、残されたボクと妹、
そして両親の5人の孫たちが、元気でいることこそ、
親孝行なのだと、教えてくれた映画でもあった。
こちらが、ジュリアンムーアのコメント付きの予告編。
とても感動的で、美しく、気づき、学び、泣けた。
素晴らしい映画に出会えて、とても幸せだ。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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