岡崎にあるスイーツのお店「ビクトワール」さん。
もともと岡崎で行われている勉強会 ミカステ で知り合った2代目女性パティシエさんのお店。
そこの新作「八丁味噌フィナンシエ」をいただいた。
岡崎の名物八丁味噌と、洋菓子のフィナンシエのコラボレーション。
ありそうでなかったすでにあるモノ同士、
既存と既存の製品を合わせた「新結合」なのだ。
拙著「ひつまぶしとスマホは同じ原理でできている」でも書いたように、
イノベーション、というのはゼロからの発明品ではない。
ひつまぶしやイチゴ大福のように、既存のモノ同士の合体で、
全く新しい価値が提供できる。
ブルーオーシャン戦略に出てくる「シルクドソレイユ」もそれにあたる。
このようにイノベイティブな商品開発ができると、独自性でお客様は来るようになり、価格で勝負しなくてもよくなる。つまり、価格競争、値引き合戦から抜け出すことができるのだ。
一見、全く合わなさそうな和食の調味料「八丁味噌」と、
洋菓子でバターをふんだんに使っている焼き菓子「フィナンシエ」の新結合。
食べてみると、ほんのりとみその香りがするけど、それでいてフィナンシエのバターの風味に、
あのしっとり感はそのまま。
うっすらと胡麻のようなものが乗っているのもいい。
前回7月に岡崎に行った時に、ふと、
「名物の八丁味噌と柴田さんのところのお菓子を合体させては?」
と電話で伝えて、10月にはもう商品化できている。
成長する経営者の条件は、
- 素早く
- 熱心に勉強をする
- 素直な人
パティシエの柴田さんはこの3拍子がそろっている。
10月11,12日は岡崎のイオンで開催される「岡崎のかくれ名店 うまいもの市」に出展されるとのこと。
これからがとても楽しみなのだ。
マーケティング コンサルタント 理央 周
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