先日、休暇を利用し熱海に行った時のこと。
思ったよりも、熱海駅前商店街がにぎわっていたこと、そして逆に熱海銀座がシャッター商店街だったことに驚いた。
そんな中で、帰りにお土産を買おうと思い、タクシーの運転手さんに聞いてたちよったのがこちら、干物屋の山六干物店。
ずらっと並ぶ干物が、商店街よりも若干安くてその分美味しそう。一通り見まわっていると店員さんが「外のところで試食ができますよ。炙ってみてくださいね」とのこと。行ってみると、こんなコンロが置いてあり炭火があかあかとたかれている。
ここで、小さく切ってある何種類かの干物を、実際に炙り、試食することができるのだ。
丁寧に、お茶やお手拭なんかも出してくれる。
さらに、こんなハウツーまでが丁寧に書かれてある。
食品やに関しては「お試し」をやるかやらないかでは売れ行きが全然違う。よくデパ地下などでもワゴンで試食販売や即売会をやっているがあれのことだ。
食品に限らず、化粧品なんかもやはりトライアルが必要な商品である。しかし、実際に干物を炙ることができるお店は初めて見た。これはほかの中小企業の業態でも十分生かすことができる。たとえば、化粧品であればメーキャップアーティストを臨時で呼んできていつもと違うデモンストレーションをするなどである。
これも一種の顧客体験の向上なのだ。
さすがは日本有数の歓楽街熱海、この点でも勉強になることが多かった。
マーケティングコンサルタント 理央 周
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