マイ・デンジャラスビューティ―を観た。
ニューヨークが舞台のコメディ、というだけでDVDを借りてみたんだけど、
ジョニーデップと結婚した、アンバー・ハードがキャリア・ウーマンを演じる映画だった。
ストーリーや映画の質は、、、さておいて
「マーケティング」の是非を問う映画だったところが面白い。
「売る」ためにキャンペーンをはり、
売れれば高評価、売れなければ追放、という2極論。
映画なのでもちろん極端なのだが、
資本主義にいる以上、売り上げと利益を上げなければ企業は存続できない。
しかし、そのために人間性や人間関係を犠牲にしてもいいのか、
というある種、永遠のテーマを考えるストーリーだった。
マーケティングとは、顧客の期待を超えるプロダクトを開発し、
顧客に価値を提供することである。
この映画では、マーケティングはイメージを作ること、
広告キャンペーンを開発し、世に商品をだし売ることだ、ととらえている。
というか、そう考える人が多いと捉え、描いている。
だから、マーケティングの力で「シロップ水」を売ることもできる、
しかし、それだけではむなしい、という論調だ。
この映画の言っていることの半分は、その意味で正しい。
マーケティングは、たんなる調査でもなければ、広告キャンペーンでもない。
お客様や自社の社員、環境や社会のために何をすべきか、
を考えることなのだ。
しかし、利益だけを追求するとこの映画にあるように、何も残らない。
これは大企業に限らず言えることなのだ。
その意味でも考えるべき点が多い映画だった。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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