Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

名古屋桜山「萬々事々ままごと」:リピートにつながるために飲食店がすべきこと

【名古屋市昭和区桜山駅の和食屋「萬々事々 ままごと」】

先日妻と一緒に娘の受験校を下見に行った時に、名古屋の桜山駅近くでランチを食べることになった。
駅近くを歩いていてふと見つけたこの看板。
手書きでなかなか面白い。


さらに、写真つきのパネルも置いてある。

このパネルがなかなかよくできている。

良くあるパターンは写真と商品名だけ大きく書いてあるのだが、このパネルには「鉄火御膳」の説明が書かれている。これを読んでみると、「今食べなければならない理由」がしっかりと書かれているのだ。

これだけで、「美味しそうだね~」となり、妻と入ってみて頼んだのがこちらの日替わりランチ。ワカサギのフライもしっかりとボリュームもあり、うれしい小皿とかもついて810円。かなりの満足度だった。


夜のメニューも新聞風のこんなデザインになっている。

  • 目を惹く
  • 読む気になる
  • 中身を覚えていやすい

という意味で秀逸である。

【ちょい足しポイント~もしも理央さんがコンサルだったら】

とても満足度の高いこのお店、一点だけアドバイスをさせていただくとすれば店名。

「萬々事々」とかいて「ままごと」と読むらしいが、読めないし、さらに覚えられない

これだけ美味しく、POPやメニューにも工夫があるこのお店、次に来たい時には「なんてお店だったっけ?」となるし、こうやってブログやフェイスブックに投稿するときに、萬々事々と変換もできない。どうしてもこの店名にしたいときは、ひらがなでそこここに書けばいい。

飲食店など小売店は覚えやすい名前にすることがリピートにつながるのだ。


マーケティング コンサルタント
理央 周


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