先日久しぶりに、吉野家の牛丼を食べた。
ボクは、最後につとめた通販の会社でマーケティングをしている時に、通販で冷凍パックの吉野家の牛丼を売っていたことがある。
他社に比べて、個人的な感想ではあるが際立って美味しいし、買ってくださるお客様の多くも固定のファンが多かった。自宅で出しても、息子も娘も喜んで食べる美味しさは格別だった。
こんな感じだった ⇒
今回、久しぶりに食べた牛丼も昔の味は変わらなく、500円くらいでこのボリュームは「早い、安い。うまい」のキャッチフレーズ通りと再認識した。
実は知らなかったのだが、吉野家は他の牛丼チェーン店と違い、券売機が無い。
これは創業以来らしく、
「相対して、接客する」
というポリシーとのこと。
一時期、牛丼チェーン店どうしが、価格競争を行っていたことがあった。
いいものを安く提供することはけして悪いことではないが、
吉野家のこの「人が接客する」というポリシーはもう少し顧客に伝えてもよいと思う。
思えば、冷凍牛丼を売っていた時も、吉野家の人気抜群の「丼」だけはけしてプロモーションには使わないというポリシーもあった。
ブランドを構築する、ということは「顧客に有益なことを継続する」ということも重要。
値引きのみでなく、「お客様に店員が直接注文を聞き、牛丼を運ぶ」というポリシーを、
もっと顧客に周知すればいいのに、と感じた。
マーケティング コンサルタント
理央 周
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