Marketing i's [マーケティングアイズ]

マーケティングはサイエンス(科学)に基づいたアート(芸術)である

名古屋伏見ミリオン座:映画好きのための映画館のアナログ度合い

名古屋伏見ミリオン座で「はじまりのうた」を昨日観てきた。

今回は久しぶりに小さめの劇場。
いわゆる単館ロードショーという感じ。

中学生の時に、映画ジョーズを観て以来映画ファンになり、毎週一人で映画を観に行っていたころからある映画館。でも、当時は名古屋でも大き目、伏見エリアに唯一あるロードショー館だった。

今では、シネマコンプレックス時代で、大半がシステマティックに席を振り分けられ全席指定。
立ち見もなく、落ち着いて見られる反面、何か味気ない。

ところが今のミリオン座は、まず指定席ではなく、チケットを買った順に番号が割り当てられ5人ずつ呼ばれてはいる。この辺のアナログチックなところがレトロでいい。


出てくるときには、ドアにこんな感じのティッシュボックスが。
きっと、映画を観て泣いた人用なんだろうけど、この辺の思いやりが映画好きにはうれしい。

さらに、壁には「アカデミー賞の当選予想」
自分が当選すると思った作品や俳優の下にシールを張る。
このアナログ感がたまらない。

さらに、売店にはオリジナルのミリオン座のステッカーが貼ってある、ミネラル・ウオーターのペットボトルが売っている。200円とそれほど安くはなく、さらに横には150円のお茶があるにもかかわらず、買ってしまった。

IT全盛の今の世の中、これこそが映画好きが望んでいるものだと思う。
これからも足を運びたい。

マーケティング コンサルタント
理央 周


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